今日:3 hit、昨日:9 hit、合計:11,462 hit
小|中|大
70? ページ10
麗奈said
結局逃げるように引っ越すことになってしまった。
車の助手席で1人考え込む。
立花彩にしてしまったことは許されないとわかっていても、今だにしてやってよかったと思っているところもある。
あれからお母さんとは話していない。
この3年間母親を騙し続け、無駄にイライラさせる羽目になってしまった。
たった1人の肉親であったからこそ、こんな嘘も吐きつづけられたのだろう。
甘えていたのだ。
他人を羨んで相手を自分と同じ場所に引っ張り込もうとしていただけ。
あいつは今でも幸せな家庭といい友達を持っている。しかもイケメンの。
どうやったってアイツみたいな人にはなれないし、なろうとも思わない。
でも少し変わってやるのも悪くないと思う。
まずはその一歩が大切なのだろう。
「ねえ。お母さん」
アイツも家族と話しているだろうか。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
13人がお気に入り
13人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
莉詩奈(プロフ) - 失礼します!オ.リ.フ.ラ立っちゃってますよ!更新頑張ってください! (2023年1月24日 19時) (レス) id: 40cb652138 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:みずくらげ | 作成日時:2023年1月9日 12時