57 ページ7
彩said
麗「あなたは少しくらいいじめられたってよかったじゃない」
そう言われ私はカッとなり麗奈の胸ぐらを掴んだ。
「確かにあなたより恵まれた環境にいたかもしれない。
でもね私の生活もそんなに良いものじゃ無かったよ。
妹はまだ小さくてお母さんが手を離せなくて、お兄ちゃんも友達と出かけてる時の方が多くて、お父さんは仕事でなかなか会えなくて。
私は家族の誰にだってちゃんと見てもらえてなかったの!」
皆に手を掴まれて麗奈から手を離しても怒りは収まらなかった。
「あなたはお母さんに期待されるくらいしっかり見ていてもらえていたじゃない!」
私と麗奈、同時に涙がポロリと溢れた。
麗「春人さんだってやっとお母さんと結婚して私にもお義父さんができたのに!あの人はあなたのことしか考えていなかったのよ!
こっちに引っ越してきてやっと全部リセットできると思ったのに!」
13人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
莉詩奈(プロフ) - 失礼します!オ.リ.フ.ラ立っちゃってますよ!更新頑張ってください! (2023年1月24日 19時) (レス) id: 40cb652138 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:みずくらげ | 作成日時:2023年1月9日 12時