【QK短編集】君との愛濃度

続き ページ9

山｢はい。ありがとうございま〜す。｣

渡｢…へ？｣


山｢では、改めて、タイトルコールします！｣

たいとるこーる？？？？

山｢東大生でも1週間じっくりドッキリ仕掛けたら引っかかるんじゃないの！？｣

渡｢え？え？え？どっきり？？？え？わかんない。わかんない。｣

山｢はい。企画を説明します。僕が急に冷たくなったらさすがにつっこむだろう！ということで、こうちゃんが『寂しい』とか『悲しい』とか僕に対してマイナスな表現の言葉を言ったら企画終了だったんですけど…約1週間、かかりましたー…。｣

渡｢はああぁぁぁあああ…性格悪いなこのドッキリ…｣

山｢え？気づかなかったの？(笑)気づかなかったの？(笑)｣

渡｢うわぁーもームカつくわー…｣








山｢ということで、チャンネル登録･質問･コメント…えっと…高評価！サブチャンネル、Twitterのフォローもよろしくお願いします。じゃあ、さよなら〜〜。｣

こ｢通知もONにしてね！！！｣


山｢はいっ…OKですっ！｣

渡｢OKですっ！じゃないですよ！ほんとに性格悪い！こっちは本気で心配したんですよ！？｣

山｢ごめんって〜。もう昔の事だと思って水に流して？｣

渡｢流せませんよー…心の傷は一生モノですよ？｣

山｢えぇ？…何したら許してくれる？｣

渡｢うーん…じゃあ、｣








〈伊沢side〉



俺は見た。こうちゃんと山本を撮影部屋で。
だけど、少し違和感が…？


伊｢え？2人何してんの？｣

山｢？…今日撮影ありますよね？｣

伊｢あるけど…30分後だよ？今から待機は早くね？｣

山｢あーっ…と…え、と｣

伊｢あと、2人今日異様に距離近いじゃん？｣

渡｢いや、もう気にしなくていいですよ。｣

伊｢え？でもソファ結構幅あるのになんでそんなにくっついて座って…｣
渡｢い、いや、いいんで。ほんとに。｣


伊｢…ふーん。こうちゃん分かりやす〜。｣

俺は察した。そして気を使って俺は撮影部屋を出た。

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