【QK短編集】君との愛濃度

続き ページ37

須｢ちょ、待てよ。1人忘れてね？｣

伊｢あ｣
川｢あ｣

―――

〈志賀side〉

河｢…へっっくし！！！｣

志賀｢大…丈夫ですか？河村さんも風邪じゃないですよね？｣

河｢おっかしーなー。朝は元気だったよ？｣

志｢なら大丈夫ですかね。…っていうか、福良さん以外の動画主要メンバーはどうしたんですか？今日来てませんけど。｣

河｢あー…多分…というか…絶対なんだけど、福良のお見舞い行ってる。｣

志｢あー！皆さん福良さんのこと大好きですよねー！｣

河｢あいつらは福良のことめっちゃ好きだよ。｣

微笑んだと思ったら、少し悲しいような寂しいような顔をした。

志｢でも、河村さんが1番福良さんのこと好きなように見えますけどね。｣

河｢そーかなぁ。福良は仕事仲間として好きだけど、あいつらの好きとは結構違う気がするけどなぁ。
あ、知ってると思うけど今日用事あるからもう上がるねー。おつかれー。｣

志｢お疲れ様です。｣

良かった。いつもの神のような笑顔だ。
河村さんはそそくさと帰っていった。

(ｳﾞｳﾞｳﾞ…)

着信音が聞こえた。
今この部屋にいるのは俺一人。そして、携帯電話の電源は切っている。
って事は…

志｢河村さんの？｣

俺は席を立って河村さんの携帯電話を探した。河村さんの席にスマホが置かれていたため、河村さんのものだと思い、届けようとスマホを持つと、また通知が来て画面が明るくなった。


志｢！？！｣








河村さんのスマホの待ち受け福良さんじゃん。
河村さん福良さんのことめっちゃ好きじゃん。



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福良さんを助けたのはだーれだ？


ふなりさん、リクエストありがとうございました！
思ったのじゃなかったらごめんなさい。






最近成績が下がってきたので携帯を没収されるかもしれません。まだ決まってないので｢かも｣ですけど。

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