【QK短編集】君との愛濃度

続き ページ34

あと、好きなところといったら…

川｢そうですかねぇ…｣

物事がハッキリ言えるところ。









伊｢俺、川上と付き合いたい。｣

川｢…え、？｣

いや、伊沢さん。今、物事をハッキリ言ってどうする。

伊｢俺川上と付き合いたい。｣

川｢…聞こえてましたけど…え？｣

いやいやいや、からかってるに違いない。

川｢冗談…ですよね…？｣

伊｢本気だよ。本当に思ってる。｣

でも、本当だとしても急だし。なぜ今？

伊｢川上が俺の事好きなら付き合いたい。｣


川｢…俺は…伊沢さんのことが好きです。｣
伊｢ならっ！｣
川｢でも付き合えませんっ…｣

伊｢…なんで？｣

川｢ダメなんです…伊沢さんは皆の人気者なのに…俺なんかと付き合ったらっ…｣

伊｢俺は人気者じゃないよっ。むしろ川上の方がだよっ。｣

川｢い、いや…有り得ないって…釣り合わないしっ…｣

伊｢釣り合わなくないよっ。｣

大粒の涙が勝手に溢れてきた。

伊｢か、わかみ…？｣

川｢俺なんかがっ…愛してっ…いいのっ…？｣

伊｢いいよいいよ。俺が言っていいのかな…｣

川｢本当に…本っ当に…大好きですっ…｣

伊｢俺も。本当に、本当に…大好きだよ。｣

俺と伊沢さんは2人で抱き合った。(そういう意味じゃない)




あの日俺はわんわん泣いた。
その証拠に目がめちゃくちゃ真っ赤だ。


高嶺の花は手の届く所にあると確信した。

高嶺の花は摘んだ。

だからこの想いは明確に伝えれる。永遠と消滅することの無い想いと確信した。

俺も彼も忘れることはないと確信した。




そう。〈確信した〉。


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5日間毎日更新終わりましたー！！！

楽しかったけど疲れたー！よっぽどの事がないと、もうしないかな…

これからもよろしくお願いします！

彼を助けるのはだーれだ？(fkr総受け)→←高嶺の花(izw×kwkm)

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