【QK短編集】君との愛濃度

仰せのままに(ko×kwkm) ページ32

ある日の夜








渡｢ねぇねぇ｣

川｢何？｣

パソコンに向かっている俺に
暇そうに話しかけるこうちゃん。

渡｢かまって下さい。｣

川｢ストレートやなw｣

かまって欲しいというこうちゃんに

川｢わかったわかった。はい。よしよし。｣

2なでなで程度、頭を撫でる。

渡｢えっ！？終わり！？｣

川｢うん。満足？｣

渡｢全っっ然！！！もっともっと！｣

今度はちょっとしたスキンシップくらいのハグをする。

川｢はい。｣

渡｢違うの！そうじゃなくて…ちゅーして？｣

こうちゃんがキスをねだる時は
行為がしたくて甘えているというサインだ。








川｢やだ。｣

渡｢なぁんで！？！？｣

川｢こうちゃん、ちゅーねだる時はちゅーだけで満足した覚えがないから｣

渡｢…｣

川｢あ、やっぱり図星？｣

渡｢こ、今回は大丈夫！ちゅーだけ！ほんとに！お願い！｣

川｢前回も言ってたなー。そんな感じの言葉。｣

渡｢…｣

川｢こうちゃん本当に大丈…｣
渡｢もう！分かった！ちょっと黙って。｣

川｢ん。｣

読者さんの予想通りの事が起きました。








【次の日の朝】

川｢昨日の夜のことで仕事が出来なくて伊沢さんに怒られたのはまた別の話…｣

渡｢ん？なんか言った？｣

いい感じの言葉でシメようとしたけどこうちゃんが起きて、話しかけてきた。

川｢いや、こうちゃん、やっぱりちゅーで終わらなかったなって｣

渡｢…てへっ♡｣

川｢それ言えば許して貰えると思ったでしょ。｣

渡｢…｣

川｢はい。また図星ー。｣

俺の彼氏は心が読みやすい。



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2なでなで…軽く頭をポンポンとする程度に頭を撫でることを数値化したもの。

月曜日に更新するといつもよりhit数が多くなる。知らんけど。

タイトルと本文関係ないっす。すまそ。

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