10 彼女 ページ10
亜嵐「違う違う！そうじゃなくてさ、今日一日Aちゃんは俺の彼女なんだから、素直に奢られていいんだよ？」
彼女
って言葉に自分でもびっくりするほど反応してしまった。
って、いやいやいやいや
あくまでも彼女役だから！
何反応してるんだろ馬鹿みたい私。
亜嵐「だからほら、好きなものいっぱい食べて？」
そう言われて、もう一度メニューを開いて、亜嵐さんを見る。
A「……ほんとに、いいんですね？」
亜嵐「うん、Aちゃんにここの料理食べてほしくて連れてきたんだから」
亜嵐さんは、いつでも嬉しい言葉を言ってくれる
女の子の喜ぶ言葉を恥ずかしがらずに
自然に口にしてくれる
きっと、どうしたら人を笑顔にさせられるか分かってるんだ。
亜嵐さんの人気な理由は、外見だけじゃなくてきっとこういうところにもあるんだろうな。
A「っん〜！美味っしい〜！」
こんな柔らかいお肉を食べたことがあっただろうか。
もう、頬っぺたが落ちそうってこういうこと言うのかなってくらい。
A「うっわ〜！これも美味しい！」
キャビアとか、食べたの小さい頃の親戚の結婚式以来だよ。
亜嵐「ふふっ、Aちゃんってほんとに幸せそうに食べるよね」
あ、しまった。
亜嵐さんさっきから何も食べずにずっと笑顔でこっち見てたのに、私何を遠慮もせずにばくばくと……。
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りんごあめ(プロフ) - かたつむりさん» ありがとうございます！本当に嬉しいです！これからも宜しくお願いします！ (2018年8月21日 3時) (
レス) id: 48f85d8274 (このIDを非表示/違反報告)
かたつむり - これ好きです！ (2018年6月20日 17時) (レス) id: 8b89ed48aa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りんごあめ | 作成日時：2018年4月15日 2時
