善逸の妹さんの過去 番外編3 ページ18
それからというもの、死ぬんじゃないかと思うほどの訓練を受けた。
じ「今日はこれぐらいかの」
過去善美「はぁ…はぁ…」
じ「お疲れ善美。」
過去善美「はぁ…お疲れさまです…」
いやぁ…想像異常に疲れるなこれ…でも、鬼殺隊に入るためには頑張らなくちゃ！
半年後…
じ「準備万端じゃな。」
善美「はい、頑張って合格してきます。」
じ「うむ。頑張ってこい。」
藤の花？こんな時期に？変なのー
階段？
トタ…トタ
うわ…人がたくさん…受かるかな？いや、受からなくちゃ！
黒髪「皆様、今宵は最終選別にお集まりくださってありがとうございます。この藤襲山には鬼殺の剣士様方が生け捕りにした鬼が閉じ込めてあり、外に出ることはできません。」
白髪「山の麓から中腹にかけて鬼共の嫌う藤の花が一年中、狂い咲いているからでございます。」
黒髪「しかし、ここから先には藤の花は咲いておりませんから、鬼共がおります。この中で七日間生き抜く」
白髪「それが、最終選別の合格条件でございます。では行ってらっしゃいませ。」
七日間か…頑張らなくちゃね
うっわ、さっそく鬼見っけ
鬼１「飯だぁ…」
善美「悪いけど、ご飯にされるわけにはいかないの！」
鬼１「飯…めしぃ！」
善美「てい！」
鬼１「うがぁぁぁぁぁ！」
鬼２「あ、ぁぁぁぁぁ！」
ええ…まだ居るの？休憩とかなし？
善美「はぁ…とりゃ！」
鬼２「う、ぅぅぅぅ」
うーん、生き抜けるか心配になってきた…
いや、生き抜ける！絶対に！
七日後…
藤の花？合格したの？
あ、階段！
トタ…トタ…
え？ウソ、あんなにたくさんいたのに３人？
黒髪「お帰りなさいませ。」
白髪「おめでとうございます。ご無事で何よりです。まずは隊服を支給させていただきます。体の寸法を測り、その後は階級を刻ませていただきます。」
黒髪「階級は十段階ございます。『甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸』今現在皆様は一番下の『癸』でございます。」
モブ１「かっ刀は？」
白髪「本日中に玉鋼を選んでいただき刀が出来上がるまで十日から十五日となります。」
黒髪「さらに今からは鎹鴉をつけさせていただきます。」
カア…カア…
黒髪「鎹鴉は主に連絡用の鴉でございます。」
モブ２「こんな鴉が？頭おかしいんじゃねぇの？」
黒髪「ではあちらから、刀を造る鋼を選んでくださいませ。鬼を滅殺し己の身を守る刀の鋼はご自身で選ぶのです。」
文字数的に…次回！
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みお(プロフ) - コメント、ありがとうございます！ たんぜぇぇぇぇん！！！！！！ (2020年1月26日 15時) (
レス) id: ddd9f22983 (このIDを非表示/違反報告)
夢月人(プロフ) - たんぜぇぇぇぇん！！！！！ (2020年1月25日 11時) (レス) id: 5b303b2c8f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：美音( ^-^)ノ∠※。.:*:・'°☆ | 作成日時：2020年1月8日 0時
