【東リベ】女王【男主】

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『…え、お前ら皆俺に助けてもらったってこと?』


「らしいな!てか、お前男だったのか。」


「美人で超強い女がいるって話題だったんだぜ。」


「まあメチャクチャ綺麗な顔してるもんなぁ」


『そりゃドーモ…』












「おいおい、何だこの状況?」











「三ツ谷さん!!」


「お疲れ様です、隊長!!」









やっと知ってる顔が来た…。










「おう。お前ら、お嬢囲んで何やってんだよ?」


「…お嬢!?」


「隊長達に溺愛されてるお嬢ってｱﾝﾀのことだったのか!?」


『何それ初耳なんだけど』


「何お前ら、お嬢と知り合い?」














「お嬢、待たせたな」


「大丈夫だったか?」


『パー、ペー…ああ。』


「マイキー達もそろそろ…ぉ、来た来た。」













パーの視線の先に目を向けると、ひらひらと手を振るマイキーの姿。









「よう、Aっち。」


『マイキー…』


「急に呼び出して悪いな。」


「おーい、マイキー。
隊員の殆どがお嬢のこと知ってるっぽいぞ。」


「何だそれ。」












「お嬢…紹介したい奴がいるんだが、いいか?」


『ん…大丈夫だけど、』


「おーい、エマ!!」


「は〜い」


「俺らのお嬢だ、挨拶しとけ。」


「あ、マイキーが気に入ったって噂の人…って、スッゴイ美人じゃんッ!!」


『ｱﾝﾀのが可愛い。えっ、と…エマちゃん?』


「エマでいいよ!!ウチ、佐野エマね。ｱﾝﾀは…Aっち?」


『花垣 A。よろしくな、エマ。」











…良い子そうな子だ。

見た目は少し派手めだけど、よく似合ってて…可愛い子だな。


どうやら俺を気に入ってくれたらしく、ペタペタとくっついたり触ったりを繰り返している。











「おいエマ、お嬢にベタベタしすぎ…」


「何ドラケン、ヤキモチ?」


「ﾊﾞｯ…!んなワケねぇだろ」


『どうどう…そこでバチバチするな。』











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