【東リベ】女王【男主】

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その後、アッくんへの連絡は繋がった。

ネオンが輝く街に直人と共に足を運ぶ。










「千堂は今ここにいるんですか?」


『そ。今このｷｬﾊﾞｸﾗの経営任されてるんだって。』


「大丈夫ですか?のこのこ来て。今の千堂は東卍の幹部ですよ?」


『東卍の幹部だろうが何だろうが…俺にとってアッくんはアッくん。
ま、心配になるのもわかるけどね。
……アッくんは、俺を傷つけることは絶対しない。』


「……ですが、マイキーに会いたいと…正直に伝えてしまったことが気になります。
あけすけすぎますよ。
警察ですら近づけない相手なんです…殺されに来たようなものかもしれません。」


『…それでも、ここで引くわけにはいかない。
大丈夫…直人のことは、俺が守る。』


「なっ…!!」










顔を真っ赤に染め上げた直人に、ｸｸ、と笑みが漏れた。

可愛い奴。
大人っぽいけど、俺より全然歳下だもんな。










『…さ、行こう。』










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『……』









三つ編みをｸﾙｸﾙと弄り、サービスで渡されたウイスキーをちびちびと口に運ぶ。








「緊張、してますか?」


『…まあ、な』











「＿＿＿A。」










呼ばれた名前に、ﾋﾟｸﾘと反応する。

声がした後ろに振り向いた。









『…アッくん…』


「変わんねえな、A…相変わらず綺麗な奴だな、お前は。
もっと早く声かけようと思ったんだけどさ。
懐かしくて、つい。」

「マイキーさんに会いてえんだよな。
俺も…お前が来るのをずっと待ってたんだ。」











アッくんの言葉に、俺は眉を下げて微笑った。









「…外で話そう。ふたりで。……いいか?」


『ああ。直人はここで待ってろ。』


「…はい、お気をつけて。」


『ん。』










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