【東リベ】女王【男主】

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喧嘩賭博に集まっていた面々は解散し、日が落ちて夜になった頃。

俺とアッくん達は公園に集まっていた。











あの後色々あった。










喧嘩賭博は東卍に認可されていないものだったらしい。

主催であったキヨマサをマイキー自ら制裁を加え、名を落とすような真似をするな、とドラケンに愚痴を溢されていた。










'' またネ ''









そう言って去っていったマイキー。

…あれが、東卍のボス。











「凄かったな、A!!」


「俺っ、感動しちまったよ!!」










『…え?』









「お前の強さにもびっくりしたけどよ、あの " 無敵のマイキー " に気に入られたんだぞ!!?」


「凄えよ、A!!!」









……やっぱり、気に入られたか。

しかし馬鹿だな…この2人も。
昼間まで凄いビビった顔してたくせに。











「馬鹿だろ、アイツら。」


『…だな。』


「でも…アイツらが馬鹿言ってんの久しぶりに聞いたよ。」











一司とマコトのおふざけにタクヤが参戦するのを、ボーッと眺めていた。











「……なあ、A」


『…何?』


「俺…キヨマサくんのこと刺そうとした。
だってよ…今のままじゃ、俺達は一生奴◯だった。
やるしかねえだろ。」










アッくんは…人一倍仲間思いな奴だったから。










「…知ってたのか?A。俺達が…◯隷だって。」


『…悪い、聞こえたんだ。
お前らが男子トイレで話してるのを聞き耳たててた。』


「そう、か。嘘ついて…ごめん。
それと＿＿＿ありがとう、A。
お前がキヨマサくんぶっ飛ばしてくれたおかげで、俺ら奴◯から解放されたんだ。
カッコよかったぜ。」


『…やめろよ。
俺は当たり前のことをしただけだし。』


「ﾊﾊｯ、照れてら。お前らしいな!」













( …守れて、良かった )













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