【twst】魔法使いは堕ちる【男主】

16 ページ16

.











.











『何、揉めてるノ?』











場所は食堂。

約束通り、Aはやることを済ませてエース達の席を探していた。












すると、なにやらグリムが上級生達と揉めているらしい。

腕章の色からしてハーツラビュルの人間だろうか。















「Aさん…!?」


「Aさん、何で食堂に…」


『ボクの寮生が何カ?』












首を傾げる仕草に不良生徒はぐ、と詰まる。












「こ、今回は見逃してやる!!」


「Aさんに免じてだからな!!!!」












『…フン、意気地なし。』


「A、本当に来てくれたんだな」


『約束だからネ。遅れてごめン。』













「にしても、優秀な魔法士を輩出する名門校にあんなテンプレ不良がいるとは…」


「とにかくオレらもランチにしよ。
体力育成ん時の授業で体力減ったし腹減ったしで、オレもう倒れる寸前…」


「んん〜〜〜っ!!うま〜い!!
オムレツの卵がふわふわで、中からチーズがとろ〜り!」













「ところでオマエたちの寮は今朝見たけど、他の寮ってどんなのなんだゾ?」


「学園のメインストリートにグレート・セブンの石像が立ってたじゃん？
あの7人に倣って、この学園には7つの寮があるんだよ。」


『ゲ』













.

17→←15

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す