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真っ白い扉の前で一息つく。
意を決して、彼女は扉を開けた。
『＿＿＿初めまして。月ノ宮Aと申します。
豪炎寺勝也さん、ですね。』
男性が振り返る。
その目元は、自身のチームメイトである彼の息子によく似ていた。
「…月ノ宮のお嬢さん、だったかな。」
『はい。今はイナズマジャパンの副監督 兼 副キャプテンを務めています。
貴方の息子さん…修也のことで話があって来ました。』
「…留学のことだろうか。
修也には私の…医者としてのDNAが流れている。
より多くの人の命を救う為、私は…」
『私、貴方の姿に覚えがあります。
数年前…修也が出ていた試合に、よく応援に来ていませんでしたか。』
「!!!」
『…やっぱり。
家族揃って、よく応援に来ていましたよね。
よく試合を見させられていた時…その時に何度か貴方方家族を見かけた。
その姿は…とても温かく、幸せそうだった。』
『私には両親の記憶がありません。
だから貴方方が印象に残っているのかもしれない。』
『…嗚呼、違うんです。そんな顔しないでください。
私は今とても幸せですから。』
『…サッカーを辞めさせたいのは、奥様と娘さんが理由ですか?』
『サッカーでは人を救えないと…そうお考えなのではないですか?』
勝也は沈黙を貫く。
無言は肯定。
元々口数が少ない人なのもあるだろうが。
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mikitty(プロフ) - またの更新、楽しみに待っています！ (3月13日 15時) (
レス) id: 75972ecbb8 (このIDを非表示/違反報告)
えな - ほんとにおもしろいです！文章に書き方や表現の仕方が大好きです‼‼‼‼逆ハーもの大好きなのでこの小説に出会えてマジでうれしいです更新とっても楽しみにしています‼‼‼‼ (11月19日 18時) (レス) id: 31d4d35068 (このIDを非表示/違反報告)
こすも丸(プロフ) - この作品がすっごく大好きで何度も読み返しています！更新を楽しみに待っています！これからも応援しております！ (10月27日 11時) (レス) @page4 id: f7e3fe9e66 (このIDを非表示/違反報告)
深緋 - この小説凄く大好きで何度も読み返ししています！出来るだけでも良いのでまた更新楽しみにしてます！！！これからも頑張ってください！ (6月1日 14時) (レス) @page4 id: e401d65d3a (このIDを非表示/違反報告)
mikitty(プロフ) - またの更新楽しみにしています。 (2023年3月23日 18時) (レス) id: 75972ecbb8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：緋真
| 作成日時：2022年5月20日 11時
