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燈矢くんとはかなり長い付き合い…だと思うね。
言い方が曖昧なのは、僕の記憶が所々ぼやけているせい。
しっかり解っているのは、燈矢くんにとって僕は特別で、何があっても彼は僕を裏切らないということ。
燈矢くんは僕の家族で、大切な人だということ。
( 正直、それさえ解っていれば充分だね。)
けど、何故か胸の内にもやもやとしたものが残っている。
ずっとそうだった。
何も迷うことはない。その筈なのに。
( …僕は、何を忘れているんだろうね。)
『燈矢くん、燈矢くん。』
「A?」
『燈矢くん、…僕は燈矢くんに必要?』
問いかけをすれば、燈矢くんは少し驚いた様な表情をして。
けど、すぐに口元を緩めて微笑をくれる。
「当たり前だろ。」
'' 俺にはお前しかいない ''
'' お前だけが俺の太陽だ ''
燈矢くんは僕の頬に優しく触れて、そっと撫でてくれる。
「俺は、お前に生かされた。
だから…俺はお前のために生きるよ。」
『駄目だよ、燈矢くん。
君の人生は君だけのもので、僕は僕だね。』
「知ってる。お前はそういう奴だよな。」
ごめん、ごめんね…燈矢くん。
こんなにも僕を求めてくれてるのに、それでも僕は…
『…燈矢くん…』
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続く (更新停止中)
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優曇華院咲月(プロフ) - おひーさんとヒロアカ…最高ですな (2021年8月11日 14時) (
レス) id: 654ce5d397 (このIDを非表示/違反報告)
一方通行 - 最初は分からなかったけどまさかの燈矢(荼毘)。最推しなので嬉しいです！! (2021年8月6日 13時) (レス) id: 1878ee5020 (このIDを非表示/違反報告)
一方通行 - 神作に出合ってしまった。。。日和さん大好きなので嬉しいです！お身体に気を付けて下さい。応援しています!! (2021年8月6日 13時) (レス) id: 1878ee5020 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：緋真姫
| 作成日時：2021年8月6日 5時
