17 ページ17
_______side.No
「嫉妬の元主人は非常に秀でた '' 魔術師 '' の器を持っておった…
この気象が '' 灰塵 ''による物では無いとしたら…こんな大掛かりな異常気象を引き起こせる存在など、我輩達には彼以外考えられぬのじゃ」
「けど、これだけじゃそこまで断定はできないんじゃ…」
「私達は、彼から一人一人宝石を嵌められたアクセサリーを受け取っています。
これは彼と私達を繋ぐ '' 鎖 '' の様なもの…
それが反応したと言う事は…間違いは殆ど無い。」
「そこまでお前達に確信があるなら、何故 '' 可能性 '' などと曖昧に濁す必要がある?」
御園の最もな問い掛けにリリイは苦笑を零した。
「…生きているはずがねーからだ…」
「…どういう事だ?」
「…其奴が、この前話した '' 王子 '' だからだ。
彼奴は…俺たちの目の前で死んだ。
……今更、生きてるはずがねーよ…」
401人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「男主」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
moeka(プロフ) - 続きの更新がなくて寂しいです。更新してくれたら嬉しいです。楽しみに待ってます。 (2021年10月10日 14時) (レス) id: d61ed9781e (このIDを非表示/違反報告)
ハル(プロフ) - 続き楽しみにしてます! (2020年5月9日 3時) (レス) id: cee1b25037 (このIDを非表示/違反報告)
狐(プロフ) - とても読んでよかったと思います!続きが見たいですね!毎日読み返していて見ると幸せです! (2018年6月21日 21時) (レス) id: e0085c1c29 (このIDを非表示/違反報告)
しふる - とっても面白くて、何回も読み返してしまいました!続き楽しみにしてます!! (2018年3月1日 23時) (レス) id: 6f3c0d3215 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:緋真姫 | 作成日時:2017年12月31日 17時