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ヒュー「王子をダウトダウト以上に溺愛していたロウレスは嘆き悲しみ…
その少年が守った片方の国に残ったのじゃ」
リリイ「そのまま…彼は王子の子孫である王女と契約を交わしたそうです」
真昼「へえ…」
ロウレス「……」
真昼たちがそんな話をしている頃、
ロウレスは一人月夜を見上げていた
いつものおちゃらけた雰囲気とは違い、
どこか切なげで、憂いを含んでいた
ロウレス「…A」
ー…ロウレス…お願いだ。
どうか世界を恨まないで。
お願い……___狂わないでー
ロウレス「そうッスよ…
俺には、君の願いを聞き届けることなんてできない…俺…そんなに聞き分けよくないよ…」
「ロウレス」
ロウレス「!!…ギルデンスターン」
ギルデンスターン「王子の事を思い出してたのか?」
ロウレス「…当たり前ッスよ。
今日はあの人の命日ッスから」
ギルデンスターン「…だな。」
ロウレス「Aも、オフィーリアも…''平和''を願って死んでいった。
…ほんと、そっくりッスよねえ…
似て欲しくないとこばっか似てて…ッ」
ギルデンスターン「…オフィーリア王女も、A王子も…自己を実現するために命をかけた。
…誇れることじゃねえか」
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道化師ロキ - うわぁぁぁあああ!!いい話でした!!!更新頑張ってください応援しています!! (2017年9月27日 6時) (レス) id: 49e4013bc3 (このIDを非表示/違反報告)
甘楽 - めっちゃいい話でした!あ、目頭が熱い(つд;*)更新頑張ってください!(^o^ゞ (2017年9月25日 15時) (レス) id: e2078dd163 (このIDを非表示/違反報告)
泉 - めっちゃいい話!兄の前で号泣しちゃったよ!(つд;*) (2017年9月19日 13時) (レス) id: e2078dd163 (このIDを非表示/違反報告)
キョンシー - めっちゃいい話でした。すごい感動しました。これからも更新頑張ってください。 (2017年8月25日 19時) (レス) id: 948dd42a8b (このIDを非表示/違反報告)
江戸川 - とても感動しました。更新楽しみにしています。 (2017年6月17日 21時) (レス) id: 66fd93b93b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:緋真姫 | 作成日時:2016年11月1日 23時