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「「「 '' スペースペンギン '' !!! 」」」
超人的な速さで雷門全員を抜き去ったウルビダとグランは、再び3人で必殺シュートを放った。
「絶対に…止めて見せる…!!
もうこれ以上、点をやるわけにはいかないんだぁああ!!!」
3回目の究極奥義の進化。
最強シュートが止められてしまったことに、ジェネシスはもちろん、吉良も動揺の色が隠せていなかった。
「G4…!!」
「ジェネシスの、最強シュートが…!!」
「何故決まらぬ…!!」
( わからないでしょう、父さんには…。
彼らのサッカーには、ハートがある…! )
「綱海さん!!」
立向居からボールは綱海へ。
何処か光を帯びたボールは、次々と他のメンバーへも渡っていく。
「なんだ…!?」
そしてその途中でAへとボールが回される。
目の前にはウルビダ。
「A…ッ!」
『……玲名。…今でもお前は、私の無二の親友だ。
お前のことを…忘れたことなんて一度もなかったよ。』
「ッ…」
『だからこそ、譲れないものもある。
この試合は＿＿＿絶対に敗けられない!!』
フェイントからのバックパスで虚を突かれたウルビダ。
パスは更に次々と渡っていき、最後には円堂の元へと、更に輝きを増したボールが託された。
( 感じる…このボールに皆の思いを感じる…!
そうだ、これはここにいる人達だけじゃない。
サッカーを愛する皆の思い…互いに皆を思う、心の力!!
これか!この事だったのか、じいちゃん!! )
円堂のサイドには吹雪と豪炎寺。
眩い光の数々がボールに注ぎ込まれ、11人全員のパワーが込められる。
「「「＿＿＿＿ '' ジ・アース '' !!!! 」」」
凄まじい威力を宿したそのシュートはゴール前にいたジェネシスの選手達を全員吹き飛ばした。
「ッグラン!!」
「ッ!!!」
グランとウルビダはゴールの方へと戻っていたようだ。
そしてウルビダの鋭さを帯びた瞳は、円堂を見ていた。
「お父様のために…!!」
「負けるわけにはいかない!!」
「何より…お前に、だけは!!絶対に負けられないッ!!」
ウルビダとグランが押されたのがAの位置からも解った。
そして＿＿＿＿
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「……A…ッ」
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＿＿＿＿4-3。
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あいひ - とてもいいお話だと思います(^^)これからも頑張って下さい！応援しています！ (2020年6月23日 10時) (
レス) id: 1f3cc1e722 (このIDを非表示/違反報告)
mikitty(プロフ) - 更新とても嬉しく思っています。これからも追い続けます。 (2020年6月22日 2時) (レス) id: 05ebd46207 (このIDを非表示/違反報告)
ムスメ3(プロフ) - イナイレの小説の中で1番好きです (2020年5月28日 16時) (レス) id: 87b01b0a04 (このIDを非表示/違反報告)
威吹鬼(プロフ) - とても素敵なお話です！イナイレの中で1番好きです!!忙しいと思いますが、これからも頑張ってください。応援しています。 (2020年4月25日 14時) (レス) id: 5195643059 (このIDを非表示/違反報告)
かなり - でも、無理のないように頑張って下さい。応援しています。 (2020年1月6日 22時) (レス) id: 75587ea7d8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：緋真姫
| 作成日時：2019年9月29日 14時
