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後半戦が始まり、雷門のキックオフで試合は再開する。
円堂の行く先にはグランの姿があった。
「ヒロト…!」
「君に俺を抜く事は出来ない。」
しかし、円堂が選択したのはフェイントからのパックパス。
予想外の選択肢に、グランは驚いた。
「前半とは違うという訳か…!」
「それで我等ジェネシスに敵うと思うなァ!!」
ウィーズが仕掛けたスライディングも、鬼道は一之瀬との連携で躱した。
そこからは流れがガラリと変わった。
前半はジェネシスの一方的なワンサイドゲームが目立つ結果に終わってしまったが、今は全く真逆。
雷門の繰り返すパス回しに、ジェネシスは触れられない。
「何だ…どうなっている…!?」
( 俺には仲間がいる。
ここまで一緒に戦って来てくれた仲間がいる!
新しく加わってくれた仲間がいる!
いつも見守ってくれた、仲間が…!! )
「俺達の強さは、そんな仲間たちと共にあるんだ!!」
『よし…行け、守、鬼道、土門!!』
「「「あぁ!!」」」
最後にパスを受けたAが、合図と共に3人の方向へとボールを蹴り出した。
「「「 '' デスゾーン2 '' !!! 」」」
そして繰り出されるネロの '' 時空の壁 '' 。
一瞬その手に収まったかのように思われたそのシュートは瞬く間に威力を取り戻し、強固な必殺技を破った。
此処でスコアは2-2。
雷門が追いついた。
「ジェネシスが、2点も失うなんて…!」
「仲間がいれば、心のパワーは100倍にでも1000倍にでもなる!」
( 仲間を想う心が、彼らをレベルアップさせているというのか…!? )
( ッッそんなはずない!俺には父さんがいる!!
父さんさえいれば、…仲間など必要ない!! )
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あいひ - とてもいいお話だと思います(^^)これからも頑張って下さい！応援しています！ (2020年6月23日 10時) (
レス) id: 1f3cc1e722 (このIDを非表示/違反報告)
mikitty(プロフ) - 更新とても嬉しく思っています。これからも追い続けます。 (2020年6月22日 2時) (レス) id: 05ebd46207 (このIDを非表示/違反報告)
ムスメ3(プロフ) - イナイレの小説の中で1番好きです (2020年5月28日 16時) (レス) id: 87b01b0a04 (このIDを非表示/違反報告)
威吹鬼(プロフ) - とても素敵なお話です！イナイレの中で1番好きです!!忙しいと思いますが、これからも頑張ってください。応援しています。 (2020年4月25日 14時) (レス) id: 5195643059 (このIDを非表示/違反報告)
かなり - でも、無理のないように頑張って下さい。応援しています。 (2020年1月6日 22時) (レス) id: 75587ea7d8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：緋真姫
| 作成日時：2019年9月29日 14時
