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『例え、世界を敵に回しても…?』
「味方でいる。」
『僕を護る、剣になると?』
「ああ。」
『…本気…?』
「他の誰でもない、俺が誓おう。
この剣は…お前と己の誇りの為に。」
指先に触れる手に、僅かに力が篭る。
『……ありがとう…』
何処か、泣きそうな笑顔だった。
護らねば、と。強く思った。
「お前との日々は短かったが…穏やかで、何処までも居心地がいいものだった。
また、こうしてお前と時を過ごせたらどれほどいいか。」
『…また、共に短い旅をすればいいさ。
この海の上にいる限り、きっと僕達はまた巡り逢える。』
「…ああ…その通りかもしれない。」
ミホークは薄らと口許に笑みを浮かべると、立ち上がり小舟の方へと足を向かわせた。
「俺はもう行かねばならない。
…また会おう、A。我が唯一の愛弟子。」
『…ああ、また。』
そうしてミホークは無人島から出港した。
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無人島で焚火を焚べながら、Aは思案した。
自分こそが '' 聖女 '' であると、誰にも知られてはならない。
知っているのは、自身を拾ってくれたガープ。
そして大切な兄弟達。
これ以上、自身の正体を知る者が現れてはならない。
『……せめて、潮時が来るまでは…』
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@__c_h_e_c_k__
文字書き専用垢です。
主に更新情報や作品の裏話。また番外編などの小物語はこっちで投稿しようかなと思ってます。
偶に書きたい部分だけ推しCPで書いたり夢で書いたり…色々します。
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続く (更新停止中)
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あまね(プロフ) - いけめんかよぉぉぉぉぁぉぁぁああああ (8月26日 13時) (
レス) @page22 id: 2b125e9969 (このIDを非表示/違反報告)
ベルモット - 主人公とミホークの修行場面が案外好きになりました。次回も楽しみにしています。 (2020年6月25日 14時) (レス) id: e8970a172e (このIDを非表示/違反報告)
サヤ - 来たああ！待ってました！ありがとうございます！！ (2020年3月3日 22時) (レス) id: 03a4457c27 (このIDを非表示/違反報告)
荒覇刃鬼(プロフ) - Fate要素？！神ですか？！ありがとうございますマギ☆マギ〜！！！！ (2019年8月7日 11時) (レス) id: c76ee04c12 (このIDを非表示/違反報告)
お蕎麦マスク - マギマギ…はっ！まさかのマギ！？ (2019年5月26日 18時) (レス) id: 0a03c5056b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：緋真姫
| 作成日時：2019年5月17日 2時
