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「お前は何のために武器を取る?」
『…え?』
それはある日、突然ミホークから投げかけられた質問だった。
「お前のその力はきっと、使い方次第ではこの世界にとって '' 救済 '' か '' 破壊 '' を齎す唯一無二のものだ。
お前はその力をどちらに使う?」
『……それは、少し難しい質問だ。』
「…今のこの世界を、おかしいと思うか?」
『思う。…だって僕は、この世界を変えたかった。』
少し乾いた風が吹いた。
'' それでも '' 、と。
すっ、と目を細めて彼女はミホークに答えた。
'' 汚く醜い者が支配するこの世界にも、僕の愛すべき光はいた '' のだと。
『僕は、その光を守るために力を奮う。
'' 救済 '' も '' 破壊 '' も、その光を守るためならどちらでもこの世界に齎そう。
＿＿僕の愛すべき光達に…彼らが望む勝利を。』
「…運命が定められていたとしても、か。」
『ああ。無慈悲な運命にさえ抗おう。
彼等が望まない運命など＿＿壊してしまえばいい。』
'' 僕にはその力があるのだから ''
彼女は微笑った。
それはそれは綺麗な微笑みだった。
「…どこか歪で、しかし…真っ直ぐだ。
なんと愚直で美しい人間か。
……お前は、お前の光のために武器を取るのだな。」
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あまね(プロフ) - いけめんかよぉぉぉぉぁぉぁぁああああ (8月26日 13時) (
レス) @page22 id: 2b125e9969 (このIDを非表示/違反報告)
ベルモット - 主人公とミホークの修行場面が案外好きになりました。次回も楽しみにしています。 (2020年6月25日 14時) (レス) id: e8970a172e (このIDを非表示/違反報告)
サヤ - 来たああ！待ってました！ありがとうございます！！ (2020年3月3日 22時) (レス) id: 03a4457c27 (このIDを非表示/違反報告)
荒覇刃鬼(プロフ) - Fate要素？！神ですか？！ありがとうございますマギ☆マギ〜！！！！ (2019年8月7日 11時) (レス) id: c76ee04c12 (このIDを非表示/違反報告)
お蕎麦マスク - マギマギ…はっ！まさかのマギ！？ (2019年5月26日 18時) (レス) id: 0a03c5056b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：緋真姫
| 作成日時：2019年5月17日 2時
