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「勝った…俺たちの勝ちだ!!」
「…見事だ、雷門イレブン。
貴様らはいつも私の予想を遥かに
本当に憎たらしい奴等だ…しかし、まあいい…。
…私は貴様らとサッカーをしている時、初めて生きていると実感した。
…そう、サッカーをすることすら楽しいと感じたのだ。
これこそが私の最大の計算ミスだった。」
「…地球では、試合が終われば敵も味方も関係ない。
お前達のしていることは許せないけど…俺は、サッカーの楽しさをお前達にもわかって欲しい なんだ。」
「…!」
笑顔で手を差し出してくる円堂を、デザームは驚いた様に見つめた。
『守は…こういう奴だ。』
「!!『 シリウス 』…」
『私もやりたい。今度は…もっと楽しいサッカーを』
デザームは彼女のその言葉に、ほんの少し目元を緩めた。
さながらその表情は可愛らしいわがままを叶えてやる '' 兄 '' の様に見える。
Aの記憶の中にある彼の、昔の面影と同じそれを感じ取ったAは優しげに微笑んだ。
「…次は必ず勝つ」
差し出してきた円堂の手を握り、握手を交わそうとしたその瞬間______青い光が差し込んだ。
光が止めば、少し離れたところに見覚えのない少年の姿が現れる。
「ッガゼル様…!」
「私はマスターランクチーム・ダイヤモンドダストを率いるガゼル…
君が円堂か。新しい練習相手が見つかった…。
今回の負けでイプシロンは完全に用済みだ。
『 シリウス 』を連れ去ることすら出来ないとはな。」
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mikitty(プロフ) - 更新されていてすぐ読みにきました！ものすごくニヤニヤします(笑) (2018年12月11日 16時) (
レス) id: 05ebd46207 (このIDを非表示/違反報告)
夜 - とても面白くて、続きがものすっごく気になります！更新頑張って下さい！！ (2018年11月30日 15時) (レス) id: c9a43346ff (このIDを非表示/違反報告)
Niki(プロフ) - とても続きが気になります！！更新頑張って下さい！！！ (2018年11月4日 23時) (レス) id: 2e85a2eb9d (このIDを非表示/違反報告)
ミャー(プロフ) - 1作目から読ませて頂いてますが、素晴らしい作品です！これ程まで更新が待ち遠しい作品は、この小説が初めてです！これからも、ずっと応援しています！ (2018年10月23日 23時) (レス) id: a06fcb94dd (このIDを非表示/違反報告)
mikitty(プロフ) - 続編おめでとうございます！！ (2018年10月22日 6時) (レス) id: 05ebd46207 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：緋真姫
| 作成日時：2018年10月21日 20時
