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ーーー貴方side
やっと聞けた、彼からの言葉。
待ち望んで、焦がれ続けた…そんな存在の。
柄にもなく願った。
どうかこのまま全てが止まって仕舞えばいいのに、と。
…そうすれば、彼を…幸せにすることができるんじゃないかと。…そう思ってしまった。
けれど…俺はもう決めた。
酷な結末になったとしても…俺は俺自身が選んだ道を決して後悔することはない。
ずっと…覚悟していたことだから。
例えどんな未来になっても、俺は胸を張って言える。
「＿＿＿＿お前を好きになってよかった」
そう、心から思える人に出会えた。
こんなにも大切な人ができてよかった。
愛してる、愛してる。
ずっと大事に見守ってきた。
お前のいない世界なんて、俺には何の意味もなかったんだ。
要らなかった。
お前のいない世界なんて要らない。
汚れきったこの世界で出会った、俺のひとつの光。
百夜孤児院のみんなが、俺の光だった。
その中で一際強いのが優一郎だったんだ。
「＿＿＿愛してる。
お前がいるこの世界を愛してた。」
俺の世界なんて、お前がいなければ何の意味もない。
…そんなもの、要らないんだ。
「嗚呼…何故だろうね。
…どうして、彼にここまで惹かれてしまったんだろう。
もし、俺が彼に惹かれなければ…何か違っていれば、もっと俺たちは普通に出会って、
……そんな未来もあったかもしれないのに」
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夕霧 - 更新待っています!ゆっくりでいいので戻って来てくださいね。 (2018年7月21日 14時) (
レス) id: 8fe2495ae6 (このIDを非表示/違反報告)
ひま人 - 面白いですね!更新頑張ってください! (2017年7月11日 0時) (レス) id: bad69d3192 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：緋真姫
| 作成日時：2017年5月8日 17時
