眉難高校のOBはとんでもない美青年で、めっちゃ強い先代バトルラヴァーズでした…。 (ページ8)

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「_______で、此処が温室。

俺が一年の時に作られて、…恥ずかしながら、俺が提案した花や彫刻等の配置になってる。

花を変えて欲しかったり、細かな装飾を増やす減らす等あれば俺に言ってくれれば対処しよう。」

「そんな!!僕等が貴方の作ったモノにケチなんてつけるはずがない…!!!」

「貴方が作ったものなら、嘸かし美しいものになっているに決まっている!!」

'' 仮 '' の話だというのに、この二人はこんなにも勢い良く否定してくれる。

これは、懐かれている…のだろうか。

先程の他生徒達のものとは気持ち良いくらいの対応差。

「…ありがとう。
ああ、気に入って貰えたら光栄だ。」

無表情を若干崩し、本当に小さな…微かな笑みを零した。

別府兄弟はそんな彼の姿に顔を赤らめて見惚れている。

Aはガラスで作られた温室の扉の鍵を開き、中へと二人を招いた。

「_______ようこそ、俺が作った花園へ」

_______其処は、本当に美しい場所だった。

様々な色、色々な種類の花。

だというのに何故こんなにもバランスが取れているのだろう。

奥にはテラスの様なものもあり、噴水も設置されていた。

中でも彼が自ら世話をし続けたという、さらに奥にある秘密の温室には花々が一面に咲き誇っていた。

秘密の温室は東西南北の方に一つずつ隠れているらしく、それぞれ春夏秋冬の花を咲かせるのだとか。

「四つの温室のスペアキーを渡しておく。
暇な時にでも見てくれたら…嬉しい。

_______これで案内は終わり。

何か質問があれば生徒会室か地球防衛部の部室にいると思うから、声をかけてくれ。」