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「_______どうだ、わかっただろう!!
僕が嘘なんかついていないって!」
「突如新星の如く現れた別府日彦さん、月彦さん。
お二人のご趣味は?」
いつぞやのマス研の二人組がここぞとばかりに交換留学生の二人を取材に飛び出してくる。
「盆栽とガーデニング。
後乗馬かな…ここじゃ出来なさそうだけど」
「書道を少々。
ハンガリー田園幻想曲をフルートで吹くのが好きですね」
「お二人の美男子コンテスト参加のご予定は?」
「取材なら僕を通してくれたまえ!
僕はお二人の第一の崇拝者お世話係だ!」
_______そして何故か、数々の戦いが繰り広げられた。
そしてまた交換留学生に校内を案内するべく、交換留学生である双子…を探していたAも騒ぎを聞きつけた様で。
「_______この状況は一体…」
流石のAも、見慣れない制服を纏う双子二人を囲む親衛隊の姿に困惑した。
「……これ、どうすれば」
「あ…あれって、」
「確か二年前の卒業生だっていうモデルの…!?」
「おい見ろよ、あの人…!」
「「_______!!」」
周りに騒めきが広がっていく。
現役トップモデルである二年前の卒業生_______
そんな彼を認知している人もそれはそれは多い訳で。
「……あ、少しいい…か?
其処の交換留学生二人に話があるんだが…」
「「話…?」」
「取り敢えず…自己紹介からか。
俺は白浜A。
二年前に此処を卒業したんだが、生徒会長直々の頼みを受けて暫く生徒会代理を務める事になった。
それによって、本来なら生徒会が務めるべき交換留学生の校内案内等や…負担を掛けない様に手配するのは俺が担当する。
…まあ、簡単に言えば世話係だ。
何か困ったことがあったら頼ってくれて構わないよ。」
((この人が、世話係に…!?!?///))
…双子曰く、あんなにも世界に感謝した日は無いんだとか。
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黒猫(プロフ) - 面白かったです。更新頑張ってください。 (2018年3月28日 22時) (レス) id: 124b1853e4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:緋真姫 | 作成日時:2018年2月28日 2時