【イナイレ】_女帝_III_【FF】

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ボールは再び一之瀬に渡る。

'' スピニングカット '' で再び３人を吹き飛ばそうとした西垣だったが、３人は必殺技の炎を掻い潜り______いつもの '' トライペガサス '' の時とは違う、赤い燃え盛る炎を生み出す。









「あれは、フェニックス…!?」


「「「いっけえええええええ!!!!」」」



「冗談じゃないっしょ!!」


「こんな所で、僕達は終われない!!」


「決めさせるかぁ!!」









赤い炎から生まれたのはペガサスではなく、'' 不死鳥 '' 。

'' トライペガサス '' とは桁違いの威力を放つそのシュートに、ディフェンス陣も三つ子も…ゴールキーパーも吹き飛ばされてしまった。









【ゴォォォル!!!雷門中、ついに逆転!!!

ここで試合終了!!雷門中が激戦を制し、40年ぶりの決勝進出を果たしたぁーーー!!!】









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…
……
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「______流石は彼女が認めたチーム、といったところかな」









暗い部屋で、巨大なスクリーンに映るA達の様子を見ている少年は妖しげに笑った。

スクリーンに映る彼女は、真っ直ぐに______円堂守を見つめている。

円堂に抱きつかれたAは、頰を仄かに染めながら照れ臭そうに視線を泳がせていた。









「嗚呼…愛らしいね。
けど______嫌だなぁ、凄く彼が憎らしい…」









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「______迎えに行くよ。
君は…僕達の '' 女神 '' となるべき人だから、ね。」









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