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「A！勝手にいなくなるのはナシ！」
「そうだよ！ちゃんと俺たちに声かけて！」
あの後Bクラスで練習してるところに
Aを迎えに来ました！と
よく分からない言葉を放ちながら
洸人と匠海を先頭にして
Aクラスのみんなが続々と雪崩れ込んできた
もうちょっとだけ！と言ってくれる
BクラスのみんなにAクラスのみんなは
ぐぬぬぬ、となぜか悩み出したので、
みんなでやればよくない？と提案すれば、
その手があったか！と納得してくれて
その後の時間はA.B合同で練習を行った
「他のクラスに行くのはいいけど、
今度からはちゃんと声掛けてね！」
『はーい』
「洸人も匠海もごめん。
俺が急に誘っちゃったから」
『いやいや、柾哉全く悪くないし
こんなことで謝らなくていいって、』
夜練を終えホテルに戻って来て
それぞの部屋に戻るまでの廊下を
なぜか軽くお説教？をされながら歩く
こんなこと？！大事なことだよ！！と
なんだかすごく前のめりな匠海と、
隣でうんうんと頷いている洸人は
なんだかんだ笑いを堪え切れていないので、
冗談混じりに言ってるだけだとすぐに分かる
「蓮ちゃんが寂しがって大変だったんだから！」
「そうだ！そうだ！」
「Aくんがいなくなって
一番騒いでたの西くんと匠海くんなのに…！」
『もうー、蓮汰巻き込むのやめてよー』
「まあでも蓮汰も
Aと一緒に練習したかったよね？」
「それは、もちろんです、ちょっとだけ寂しかった」
「ね、俺もAと一緒が良かったよ」
『えええ、蓮汰だけじゃなくて
たじまでそんなこと言ってくれるなんて』
蓮汰の名前出せばいいと思ってるでしょ、と
ここは適当に聞き流すはずが、
蓮汰だけでなくまさかのたじからも
突然の思わぬデレが来たことがめちゃくちゃ嬉しくて
思わずその場に立ち止まって、
二人同時にガバッと抱きしめれば
二人ともしっかり腕を回してくれて
三人でぎゅうぎゅうのお団子状態になる
「だから、今度からちゃんと声かけてね」
『うん、蓮汰もたじもごめんね』
たじは少しだけ体を離して俺にそう言って、
さすがにたじに言われたら、と
素直に謝って彼らの表情をこっそり伺うと
二人はいつもの様にこちらを見て笑ってくれた
その光景を見た洸人と匠海に、
俺たちは？！と言ったような顔を向けられて
そのまま二人にも、ごめんね、と謝れば
彼らもまた満足そうに笑っていた
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mier(プロフ) - はゆさん» コメントありがとうございます！何よりも嬉しい言葉を頂けて幸せです！更新頑張りますね◎ (2021年9月8日 16時) (
レス) id: b7654c3b50 (このIDを非表示/違反報告)
はゆ(プロフ) - 榛名くん実際にいたら絶対推してたレベルで好きです‥！！ (2021年9月8日 0時) (レス) id: 064bc96d3c (このIDを非表示/違反報告)
mier(プロフ) - がんばるひとさん» コメントありがとうございます！更新頑張りますので見守って頂けますと嬉しいです◎ (2021年9月4日 15時) (レス) id: b7654c3b50 (このIDを非表示/違反報告)
がんばるひと(プロフ) - プデュで男主の作品あまりないので出会えて良かったです！更新応援してます！ (2021年9月4日 3時) (レス) id: 37620b42ba (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：mier | 作成日時：2021年9月1日 21時
