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今日のレッスンを一通り終えて、
これからみんなが
一番楽しみにしている晩ごはんタイム
その後は各自夜の自主練に入る予定だ
『今日のご飯何かなー』
「お腹空いた…」
『蓮汰は食べ盛りだからね、
いっぱい食べて大きくなりなさい』
練習室を出て、食堂までの廊下を
蓮汰、大悟、俊司と4人で並んで歩く
俺の言葉に蓮汰は目をぱちくりさせながら
はあいと間延びしたように緩く返事をして、
「Aくんと蓮汰って兄弟みたいですよね」
「たしかに、雰囲気も似てるし」
「なんなら顔もちょっと似てるよね」
俺と蓮汰の会話を横で聞いていた
大悟と俊司は笑いながらそんな話をしていた
思わず蓮汰の方に顔を向けると
彼もこちらを見ていてパッと目が合って
そのまま、似てるって、と声をかければ
蓮汰は嬉しいです、と手を口に当てて笑っていた
「Aー！遅い！」
『洸人とたじが早すぎるんだって』
「お腹空きすぎて耐えられなかった！笑」
それから食堂に入ると、
少し離れたところから声をかけてきたのは洸人
練習が終わって真っ先に部屋から出て行った
洸人とたじと匠海は既に食べる準備万端なようで、
匠海に至ってはたじと洸人の横で
俺たちの席までせっせと確保してくれている
『たじなんてご飯が待ちきれなくて
飛び出して行くようなタイプじゃなさそうなのに』
「だって食欲には勝てないもん」
ご飯を前にしてるたじは
いつもよりちょっと子供みたいで
これはなんだか意外な一面が
見れたのでは？と少し嬉しくなる
そういえば洸人と匠海が
飯だ飯だー！！と駆け出して行ったのに対して、
たじだけ、ごはん！ごはん！と
るんるんして2人を追いかけて行ったのが
たじらしくて可愛かったなあなんて思ったりもして、
そのまま正面にいる匠海に
ありがと、と伝えつつ空いている席に着く
嬉しいけどわざわざ席確保まで
してくれなくてもいいのにと笑うと
俺がしたくてしてるだけだから！
気にしないの！となぜかちょっと怒られた
みんなレッスン中は割と気を張っているからか、
ご飯の時間だけは比較的リラックスしていて
各々の個性というか、
素が見れる瞬間だなあと
この時間が結構好きだったりする
隣で白米を口いっぱいに入れて
もぐもぐしている蓮汰を横目に見ながら
今日も美味しいご飯をありがとうございます
そんな風に、一人心の中で呟いた
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mier(プロフ) - はゆさん» コメントありがとうございます！何よりも嬉しい言葉を頂けて幸せです！更新頑張りますね◎ (2021年9月8日 16時) (
レス) id: b7654c3b50 (このIDを非表示/違反報告)
はゆ(プロフ) - 榛名くん実際にいたら絶対推してたレベルで好きです‥！！ (2021年9月8日 0時) (レス) id: 064bc96d3c (このIDを非表示/違反報告)
mier(プロフ) - がんばるひとさん» コメントありがとうございます！更新頑張りますので見守って頂けますと嬉しいです◎ (2021年9月4日 15時) (レス) id: b7654c3b50 (このIDを非表示/違反報告)
がんばるひと(プロフ) - プデュで男主の作品あまりないので出会えて良かったです！更新応援してます！ (2021年9月4日 3時) (レス) id: 37620b42ba (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：mier | 作成日時：2021年9月1日 21時
