君は (ページ5)

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何も知らないくせにページ5

〈大輝side 〉

最近、僕に関わろうとするイケメンがいる。

でも周りが何と言おうと僕が信じるのは兄さんだけ。

みんな僕の過去を知ると僕から離れていく。

お前だって絶対そうだ。何も知らないくせに。

〈回想〉

僕は生まれつき体が弱かった。

父さんは僕が1歳のときに病気で死んでいた。

それから母さんは、女手一つで僕を育ててくれた。

でも、母さんは壊れてしまった。

それは僕が5歳の時、その時から僕は母さんから虐待を受けていた。

毎日虐待を受け、そのまま僕は小学生になった。

小学校では、母さんに付けられた酷いあざや切り傷をみんなが見て気持ち悪いと
ばい菌扱いをした。

でも僕は、母さんに迷惑をかけてはいけないと必死に我慢した。

学年が上がるごとに嫌がらせがいじめに変化していった。

学校では相変わらず一人。何度も自分が嫌になった。

どうしてこんなに自分ばかりが・・・・と。

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すみません。
切りが悪いですが、次に行きます。