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何年も昔。
クォン・Aが高校3年生になったばかりのこと。
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『…ユニっ、これ』
音楽が止まり
汗だくだくの弟にお弁当を渡す
ユニ「…えっ!まじ!?」
やったぁと言いながら受け取る弟。
ちょっと、
そんなに大きな声出さないでよ。
ジミン「いいなぁユニー、ヌナからの弁当とかー」
僕は今日もコンビニかぁー
そう言って彼は床に寝転んだ。
ユニ「…ん?」
『じゃ、じゃあッ』
私は足早に練習室を出た。
…食べて、くれるかな、、、。
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ユニ「あ、ちょっ、姉さんっ!」
ジミン「最近よく来てくれるよね」
羨ましいなくそっ
なんてパクジミンはユニを小突く。
ユニ「…はぁー、嫌だな」
ジミン「はっ!?、ちょ、受験生になっても
弁当作り届けてくれるんだぞ!?感謝しろっ」
ユニ「ちげーよパボ」
ユニは妙にでかいバッグの中を見た
そこには、お弁当箱が2つ
と、1枚の紙
ユニ「"テスト頑張ってね
もうひとつはジミンくんに"……だとよっ」
どうやらユニは不服そうだった。
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少しだけ空いていた練習室のドアから、
私は立ち去った。
『ありがと、、ユニ』
まだ少しばかり肌寒い
春の訪れる頃、
私はジミンくんに恋をしていた。
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作者名:みん | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/my.php
作成日時:2018年12月8日 9時