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「コニーーー!?忘れとるがな!!!」
残りの掃除に取り掛かっていると突然エマの声がハウスに響いた
隣で掃除をしていたノーマンと顔を見合わせ、慌ててエマの声がした所へ駆け寄る
「さっき風呂場の窓から遠く門に灯りがついているのがみえた。見送りに行ったママも戻ってきてないし、まだコニーは出発してないんだと思う」
声がしたであろう食堂を覗き込むと、やはりエマはいた
そしてエマの手にはコニーが"宝物"と言っていた物があり
そして、聞こえてきたレイの言葉にコニーの忘れ物かなと考える
ノーマンも私と同じ考えだったのかエマに近づき
「届けてあげよう」
そうエマに伝える
そして、コニーの気持ちを考えると早い方が良いと言うノーマンにエマも「うん!!!」と強く頷き
「Aも一緒に行く?」
ふとエマがAにそう問いかけてきた
Aは1度んー、と考える
コニーがどれほどリトルバーニーを大切にしてたか知ってるし
Aも直接届けてあげたいと一緒に行きたい思いを伝える
「Aは俺と留守番」
「...え、レイ?なんで?」
すると横からレイが留守番だと言ってきた
その意味が分からずレイに聞き返すと
「そんな大人数で出てったらここの掃除終わらないだろ。それに2人に任せておけば大丈夫だ」
そう伝えられた
現に任されている掃除はまだ沢山残っており
今日担当の3人が抜けるとなれば、残された人に負担がかかる
「そっか...そうだよね!うん、私お留守番してるから、エマとノーマンちゃんと届けてね?」
「うん!コニーに会えたらAの事も伝えておく!!」
「僕がちゃんと渡してくるから安心して」
レイの言葉に納得したAはそう2人に伝え、玄関まで見送ると残りの掃除をギルダと一緒にお喋りしながら終わらせる事が出来た
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アイ(プロフ) - すごく面白いです!これからも更新頑張ってください!応援してますっ(o^^o) (2021年1月22日 3時) (レス) id: 2782a43946 (このIDを非表示/違反報告)
KURONEKO - MiUmIuさん» MiUmluさん初めまして!コメントありがとうございます!まさかMiUmluさんからコメント頂けると思わなく感激です!いつも小説楽しく読ませて頂いています!気に入って頂ける作品を作れるように頑張りますね^^ (2021年1月21日 1時) (レス) id: 6d6a4ff382 (このIDを非表示/違反報告)
MiUmIu(プロフ) - こんにちは。とても面白い作品なのでお気に入り登録させていただきました!これからも楽しみにしています。次のお話も楽しみにしています。 (2021年1月20日 18時) (レス) id: c6740f863a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:KURONEKO | 作成日時:2021年1月18日 16時