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____座は私のモノよ
やっぱり ____ だったんだね
_____連れていく
ずっと前から____
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「Aー!起きてー!!!!」
朝エマが何時もの様にAに声をかけ起こす
「.....A?」
が、何度問いかけてもAは起きない
エマは何度も名前を呼び身体を揺さぶるがAからの反応がなく焦るエマ
まさかと思い脈を測るが、ちゃんと生きている
「エマ?」
どうしたらいいのか分からず、Aの名前を呼んでいるとかけられる声
「っレイ!!大変Aが何度呼びかけても起きないの!」
「っちょっとどけ!」
レイはたまたま通りかかったのか、エマに声をかける
するとエマから焦ったようにAの事を伝えられ、慌ててエマとAの側に駆け寄る
Aが朝が弱い事は誰もが知っている事実
だが、ここまで起きないのは初めてだった
レイはエマ同様Aの脈を測り、おでこを触る
脈も正常で熱もない
となれば、ただただ眠り続けているのか、何かの病気なのか....
「.......ママを呼ぼうエマ」
「......レイ」
レイはこれ以上原因が分からなく、ママを呼ぼうと提案した
大丈夫だ。いくらママが敵だと言ってもフルスコアのAをこの状態で出荷なんてさせない
エマの目を見て伝えると、エマは頷きママを呼びに食堂へと向かった
「......A」
レイはママが来るまでの間ずっとAの名前を呼び、手を握りしめていた
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「もうっ!!!ほんっっっとに心配したんだからね!!!」
「Aで覚悟しておけよ」
「うわーん!エマもレイもごめんっ!本当びっくりするくらい寝ちゃってた....」
あれからエマがママを連れてきてAの様子を見て貰ったが、特に異常などは何も無く
「しばらくしたら起きるでしょ」とママの言葉の通り、ケロリと起きてきたA
そんなAに詰め寄るエマとレイの隣でノーマンはクスクスと笑っていた
「昨日夜更かしでもしてたの?」
ふと、ノーマンは不思議そうにAにそう問いかけるが、首を横に振るAを見て「そっかー」と声を出した
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アイ(プロフ) - すごく面白いです!これからも更新頑張ってください!応援してますっ(o^^o) (2021年1月22日 3時) (レス) id: 2782a43946 (このIDを非表示/違反報告)
KURONEKO - MiUmIuさん» MiUmluさん初めまして!コメントありがとうございます!まさかMiUmluさんからコメント頂けると思わなく感激です!いつも小説楽しく読ませて頂いています!気に入って頂ける作品を作れるように頑張りますね^^ (2021年1月21日 1時) (レス) id: 6d6a4ff382 (このIDを非表示/違反報告)
MiUmIu(プロフ) - こんにちは。とても面白い作品なのでお気に入り登録させていただきました!これからも楽しみにしています。次のお話も楽しみにしています。 (2021年1月20日 18時) (レス) id: c6740f863a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:KURONEKO | 作成日時:2021年1月18日 16時