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「...農園?ママが敵...?...やばくね?」



ノーマンとエマの話では
ここは農園で孤児院では無い
子供達は鬼の食料として作られ
私達は商品なのだと
私達が逃げれないように発信機も取り付けられている




そして、ここから逃げ出すと教えてくれた




「家族全員で逃げよう」


エマは家族全員で逃げると言った
誰一人かけること無くこのハウス全員で



その言葉を聞いたレイが



「無理だ」


そうエマを諭す




逃げるだけじゃ駄目なんだと

最悪外は鬼の世界
人間が生き残れるのかも分からない

そんな中まともに歩けない子供達は連れて行けないと伝える




だが



「やだ」




エマの一言でレイの顔が崩れ
思わずクスクスと笑ってしまった



「私は折れない!だからレイが折れて!」



やだやだ!全員で逃げるの!と1歩も譲らないエマ



そんなエマを見たレイは、「っくそ!」と叫ぶと
ノーマンの腕をガシッと掴み少し離れた場所へと移動した









「.....あの、A」

「なぁに?エマ」

「ここ最近話せなくてごめんっ。後一緒に寝ようねって言ったのに約束破ってごめん...っ」




レイとノーマンの後ろ姿をボーッと見ていたらエマが頭を下げてもう一度謝ってきた



「...なんで、最近話してくれなかったの?」



本当は1番聞きたかった事
でも怖くて聞けなかった事

思い切ってエマに聞いてみると






「....コニーのね、姿を見た時...Aが同じ様になったらどうしようって怖くなって...。この話もAにしてコニーみたいになったらどうしようって。Aが好きだから...大好きだから....話すの怖くて...っ」



ごめん...っ!とエマは溢れる涙を目に浮かべ話してくれた


そんなエマの手をそっと引っ張り抱き締めると



「...私も。私もエマが大好きだから、何かに悩んでる時こそ力になりたいの」



そう伝えるとエマはAの肩でわんわんと泣き
Aも同じくエマの肩で涙を流した



お互いがお互いを思いあって出来た溝はあっさり埋めることが出来た








そんな2人の姿をレイとノーマンが優しい目付きで見ていた


そして




「...A、本当に落ち込んでたんだからな」

「...うん。僕も話すのが怖かったんだ」



そう、レイはノーマンに伝えると
ノーマンは顔を歪め申し訳なさそうに言葉を発した

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設定タグ:約束のネバーランド , ノーマン , レイ   
作品ジャンル:アニメ
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アイ(プロフ) - すごく面白いです!これからも更新頑張ってください!応援してますっ(o^^o) (2021年1月22日 3時) (レス) id: 2782a43946 (このIDを非表示/違反報告)
KURONEKO - MiUmIuさん» MiUmluさん初めまして!コメントありがとうございます!まさかMiUmluさんからコメント頂けると思わなく感激です!いつも小説楽しく読ませて頂いています!気に入って頂ける作品を作れるように頑張りますね^^ (2021年1月21日 1時) (レス) id: 6d6a4ff382 (このIDを非表示/違反報告)
MiUmIu(プロフ) - こんにちは。とても面白い作品なのでお気に入り登録させていただきました!これからも楽しみにしています。次のお話も楽しみにしています。 (2021年1月20日 18時) (レス) id: c6740f863a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:KURONEKO | 作成日時:2021年1月18日 16時

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