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七不思議 漆拾漆話 ページ29

貴方side






?「アハッビックリした?」






貴/花「「ッ…」」







?「俺にも優秀な助手が居てね…ここまで来るの
手伝ってもらったんだ」








あの人ッ…図書館の時の…







?「ねェ…あまね」ス…






?「俺に会えて…うれし?」






花「あ…」






貴「普ッ!」






ドンッ!!






?「へー、君結構やるね」







貴「ッ…」






何とか体当たりして普から引き剥がしたけど…







私の正体がバレるとかなりキツイ…








?「んー、やっぱり見た事あるなぁー」








貴「ッ…!」








?「だけど、こんな低級の怪異なんか俺はいちいち覚えたりしないからなぁ〜」









低級=( ̄□ ̄;)⇒グサッ








貴「し、失礼ね…私が低級なのには理由があるのよ!理由がッ!!」(^ω^#)←








?「ニヤッ…」








貴「ッ…!?」ビクッ








今、笑った?…








?「まぁーいいや…またね、あまね」ニコッ








花「……」







…とにかく、私の正体はバレなくて良かった…








けど…今は普が…









貴「普…?だいじょッ…」








グイッ








貴「わぁッ!」









花「……」








あれ…なんで、私普に抱きしめられてるの?








貴「ッ…//あの…普?」








普「…怖かった…Aが俺の元から離れていくんじゃないかって…」









貴「ッ…そんな…こと、“もう”あるはずないよ…」








普「…分からないよ…いつAが俺の元からいなくなるかなんて…」








貴「ッ…“もう”…無いはずだから…」







私がなんで七不思議が零番の怪異なんてやってると
思うのよ









力や地位を手に入れたかったからじゃない









他でもない普を見守っていたいからよ…









近すぎす遠すぎす…死んでからずっと成仏出来ずに
普の傍にいた…









普は七不思議のリーダーだから怪異のままだけじゃ気づかれると思って









ヒトとしてもう一度この学校の生徒になった









けど、寧々ちゃんとの縁によって普に再会してしまった…









隠れて見守るつもりだったけど、縁が結ばれた以上









私は普を離さない…








私は普を強く抱きしめた…

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設定タグ:地縛少年花子くん , 柚木普 , 柚木司   
作品ジャンル:恋愛
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れーんーりー - スコスコのスコ (2020年10月21日 5時) (レス) id: cff600fdbd (このIDを非表示/違反報告)
もふろん(プロフ) - 面白かったです。頑張ってください (2019年12月22日 13時) (レス) id: 8e74271b05 (このIDを非表示/違反報告)
でん - 面白かったです!続編読みたいです。これからも頑張ってください!! (2019年12月22日 12時) (レス) id: 0ed70a08be (このIDを非表示/違反報告)
ルウハ - めっちゃこの話好きです!これからも頑張ってください! (2019年12月19日 16時) (レス) id: e338516257 (このIDを非表示/違反報告)
メイク - この話すごく好きです!!続編見たいです!大変だと思いますが、よろしくお願いします! (2019年11月7日 7時) (レス) id: 5d77be8336 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:雪雫 | 作成日時:2018年5月24日 3時

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