私はある兄弟に正体を知られてしまった様で【地縛少年花子くん】

七不思議 漆拾話 ページ22

貴方side






花「…ヤシロ知ってるの？…零番の事」







寧「噂で聞いた事があったから…でもさっきから
花子くん達は七人、七人しか言っていない…」









寧｢もし零番が七不思議の一員なら七不思議は八人になるはずなのに…」









貴「……」






八人じゃ七不思議とは言わないからな^^;←





噂が薄すぎてよっぽどのマニアでなければ知らないはずなんだけどな…^^;零番の事は…







土「……」









光「七不思議零番…その存在はオレも輝兄から聞いた事があった…」








光「けど…七不思議のくせに何故か零番の噂を耳にしたことが無い」









光「本当にいるのか？…」








花「…うーん、確実にとは言えないけど…俺が七不思議になった頃から…もう既に零番と言う席番を持つ者が居たんだよ」







寧「会った事があるの？」








花「いや…ないよ、七不思議の会議にも一度も参加した事が無いからね…」








光「そいつ、ほんとに居るのか？」








花「居るんじゃないかな…薄いけど…一応噂もあるし、俺からも会いに行こうとしたけど、何だか向こうから拒絶されてるみたいで…境界には入れてもらえなかったんだ…^^;」








貴「(そりゃあ…拒絶するわよｯ!!会ったら会ったで大変なんだからｯ!!)」









光「…お前…零番に何かしたのか…」=͟͟͞͞(꒪⌓꒪;)引









花「いや、会った事ないってさっき言ったよねｯ!?」
��(O_O；)









花「それに、本当に存在するかも分からないし…幻みたいだよ零番は…」









寧「幻かぁ…じゃあ、今回の七不思議の裏切り者って零番って可能性はあるのかな？」







貴「(えぇ…)」( ˙-˙ )←







土「それはないな…零番サマは噂が薄く今は力が弱いだろうし境界も何処にあるのか明確ではないからな」









寧「そうなんだぁ…違うのか…」









花「でも、まぁ…いずれは零番の存在も確かめなきゃね…」









貴「……」









花「七不思議を全部無くすには一つ一つ依代を壊さないといけないから…」









土「(本当にそれでいーのか七番サマ…)」









土「(…もし零番サマが自分の大切な人だったら、どうするんだよ…)」

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