私はある兄弟に正体を知られてしまった様で【地縛少年花子くん】

七不思議 淕拾弍話 ページ14

寧々side



翌日







葵「七不思議の五番目？知ってるよ！」









寧「本当ｯ!?ど、どんな噂？」









葵「五番目の七不思議“16時の書庫”
この学園の図書館には16時にだけ入れる特別な
書庫がある」









寧「へぇ〜そんな所があるんだ〜」









葵「うん、書庫にあるのは人の名前がついた本
書かれているのは、その人が学園にいる間の記録」









葵「これまで何をしたのか…これから何をするのか…過去も未来も全てが書かれているそうよ…」









寧「全ての記録…」









(？「七不思議が五番目の所へ行くといいわ…」)









それって…もしかして









花子くんとAちゃんの本を探せってこと…？









葵「…でもね、寧々ちゃん！16時の書庫には
一つだけ気を付けないといけないことがあるの…」









寧「え？…気を付けないといけないこと？」









葵「うん、書庫には、白、黒、赤の3種類の本が
あってね…」









葵「白い本には、生きている人の記録…
黒い本には、もう死んじゃった人の記録が
書いてあるの…」









葵「…その二つは大丈夫なんだけど…ただ…」









寧「？…ただ…？」









そのあとの言葉が知りたくて私は、葵が言った
言葉を聞き返した…









けれど…そのあとの言葉は、突然の出来事によって
私の耳に入ることは、無かった…









女子1「葵〜！ちょっと手伝って〜！今人手が足りなくて困ってるの^^;」









葵「えぇ!?…分かった！今行くね！…ごめんね！
寧々ちゃん！続きはまた、明日話すね！」









寧「えｯ！…ぁ…うん！」









ど、どうしよ…一番重要な所を聞けなかった…(泣









七不思議の五番目…そこに行けば…
花子くんのことが分かるけど…葵が言ってた
気を付けないといけないことって言うのが…
どうしても気になる…









それに、1人で行くっていうのもなぁ〜









寧「(。-`ω´-)ﾝｰ花子くん以外で…物知りで…
七不思議や怪異に詳しい人物…」









寧「あｯ！！！いたわ！！」







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作者から

随分と更新を遅らせてすみません！！
この作品は、完結するまでずっと更新させて頂くので引き続き読んでくださると嬉しいです！

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