七不思議 玖拾話 ページ42
司side
俺はある日とても寂しそうな怪異を見つけた……
名前はミツバ、毎日毎日生きた人間に自分の存在を知って欲しくて話しかけてたみたいだけど……
そりゃあダメだったよね……
怖がられて、気持ち悪がられて、嫌われて
その度にミツバは一層闇が濃くなっていくのを俺は感じていた
俺、そーゆの大好きなんだぁ
だから、ミツバの願いを叶える事にした……
だけど、あまねにまんまと壊されちゃった……
けど、ミツバはまだ強くなれる……
“七不思議”の力を奪ってしまえば……ね？
ミ｢………。｣
司｢……？ミツバー？｣
何だか隅っこの方で縮こまってるなぁ、楽しいのかなぁ？←
司｢ねー、ミツバそこ楽しいの？｣
ミ｢……は？……楽しいわけないじゃん｣←
司｢えー、じゃあなんで、そんなトコにいるのー？せっかく力を手に入れたのにー｣
ミ｢僕は別に……力が欲しいなんて…｣
司｢え？何で？ミツバ願ったよね？｣
ミ｢ｯ……！！｣ﾋﾞｸｯ
司｢力さえあればぜーんぶ、自分のモノになるんだよ？｣
ミ｢…………。｣
司｢俺も欲しいなぁー“七不思議”の力｣ﾆﾔ
あれ？真顔で言うつもりだったのに、ついにやけちゃった
桜｢……何してるの？…まだやる事残ってるでしょ？｣
司｢あ！サクラだぁ！｣
ﾄﾞﾀﾄﾞﾀﾄﾞﾀｯ……！
桜｢……ｯ抱きつかなくていいから、さっさとやる事済ませないと｣
司｢ハイハーイ｣
…………
ミ｢(二人ともどっか行っちゃったな…)｣
ミ｢僕が欲しかった物はこんな“七不思議”の力なんかじゃないのに…｣((ﾎﾞｿｯ…
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れーんーりー - スコスコのスコ (2020年10月21日 5時) (
レス) id: cff600fdbd (このIDを非表示/違反報告)
もふろん(プロフ) - 面白かったです。頑張ってください (2019年12月22日 13時) (レス) id: 8e74271b05 (このIDを非表示/違反報告)
でん - 面白かったです！続編読みたいです。これからも頑張ってください！！ (2019年12月22日 12時) (レス) id: 0ed70a08be (このIDを非表示/違反報告)
ルウハ - めっちゃこの話好きです！これからも頑張ってください！ (2019年12月19日 16時) (レス) id: e338516257 (このIDを非表示/違反報告)
メイク - この話すごく好きです！！続編見たいです！大変だと思いますが、よろしくお願いします！ (2019年11月7日 7時) (レス) id: 5d77be8336 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雪雫 | 作成日時：2018年5月24日 3時
