私はある兄弟に正体を知られてしまった様で【地縛少年花子くん】

七不思議 漆拾伍話 ページ27

sideなし






花「土籠」







土「…どうしました七番サマ」







花「ヤシロもそうだけど…Aがさｧなんとなーく
変なんだけど…」









花「何か余計なこと言った？」









土「さｧて…依代に宿った記憶でも見てきたせいじゃあないですかｧ」








花「ふーん、依代ね」









花「そーいや、土籠の依代ってなんだったの？」









土「…なんだと思います？」








花「(書庫の管理人の大事なモノ…)超やらしい本」ﾋﾞｼ







土「違ェ」(ノд-｀)









花「あはｯ…だよねー」








土「…変わらんねェ」








花「は？」(๑• •๑)?







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貴方side







ーin花子トイレー






花「…ヤシロさぁ、なーんか最近変じゃない？」








貴「…別に…」←







花「えー!?いやいやいや！絶対変だよｯ！！」








貴「なんで…普通でしょ」(¬_¬)








花「そーかな、何か反応が悪いってゆーかー、
掃除中に愚痴も言わなくなったしぃ」









貴「寧々ちゃん普通の女の子よ？乙女の悩みなんて一つや二つはあるでしょ」








貴「それか…普に何かされたか…まさか寧々ちゃんにヘンな事なんてしてないでしょうね？…」









花「まっさかぁ！俺が手を出すとしたら…
Aしkｯ((殴」









貴「(^ω^#)」←







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ｷｰﾝｺｰﾝｶｰﾝｺｰﾝ





寧々ちゃんの様子がおかしいのは知ってた









けど…それは寧々ちゃん自身も自覚しているはず









貴「寧々ちゃん！」









寧「あ…Aちゃん！」








貴「…寧々ちゃん最近様子が変だから少し心配だったんだけど…何かあったの？」









寧「…ｯそれが…」






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ー数分後ー




貴「…なるほどね^^;やっぱり土籠の境界で見た依代の記憶が原因かぁ…」









寧「え！Aちゃん気付いてたの!?」









貴「うん、見てれば分かるよ^^;」








寧「そうなんだ^^;花子くんってよく考えてみれば…死んじゃってるし、七不思議だし…私どうすれば…」









貴「大丈夫、心配することはないよ」









貴「寧々ちゃんは…寧々ちゃんなりに花子の事、今後の事を考えていけばいいよ」









寧「ｯ…！うん！頑張る！」

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