私はある兄弟に愛されている様で【地縛少年花子くん】

七不思議 肆拾伍話 ページ46

寧々side






寧｢はぁ…そう言えば私、花子くんに出会ってもう1ヶ月も経つのかぁ…｣









何かろくな目に遭ってないかも…









寧｢ﾊｯ悲観的になっちゃダメ！そうよ！いいことだってあったじゃないｯ！｣←









寧｢可愛い、もっけちゃんにも知り合えたし！葵を
助けられたし！｣









“ご褒美、元気の出るオマジナイ”









寧｢ｯだぁぁぁぁからそれは、いいことじゃなーい！！｣←









貴｢ね、寧々ちゃん？どうしたの？急に叫んで、さっきから何か言ってたみたいだけど…｣









寧｢あ！いや何でもないの！…ってあれ？Aちゃん、首に何か赤いものが付いてるよ？虫刺され？｣









貴｢…う、うん！そうなの！ちょっと虫に…(もうｯ普のやつｯ！見える所は嫌だって言ったのに！ｶｧ…)｣









貴｢あ！私もう行くね！園芸頑張ってね！それじゃｯ｣ﾋﾞｭｰﾝ









Aちゃん…走るの早い……←









にしても…花子くん、何で私にあんな事したんだろ…









意味もなきゃあんな事…しないよね？









とすると、もしかして…花子くんって…









私の事が好きなんじゃｯ！









葵｢あ！寧々ちゃん！｣









寧｢葵！…あのさぁ…ちょっとだけ相談乗ってくれる？｣







┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈









葵｢それって…寧々ちゃんの事好きなんじゃない！？｣









寧｢やっぱりそう思う！？｣









葵｢いきなり、キスされたんでしょ？それってもうそういう事じゃない！｣









寧｢でも、あんまりタイプじゃないんだよね〜｣









葵｢そうなの？ねぇ、どんな人なの？｣









寧｢えっーと^^;｣ｷﾞｸﾞｯ









幽霊なんて言えないしな…









寧｢私より背が低くくて、存在感が薄くて、目がこうぐりっとしてて、あ！あと意外と喧嘩が強い！｣









葵｢それは…確かに寧々ちゃんのタイプじゃないわね^^;｣









寧｢あはは……｣









でも、花子くんって絶対Aちゃんの事が好きだよね…









葵｢でも、このまま順調に行けばもしかしたら告白なんてされちゃうんじゃない？｣ｷﾗｷﾗ









寧｢告白…！そう！？そうかな？｣









葵｢今流行ってるからね〜｣









寧｢へ？告白が？｣

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