【wrwrd!】兄の友達は今日も煩い.【zm】 (ページ3)

今日:3 hit、昨日:23 hit、合計:174,592 hit

03 ページ3

『兄さん』

zm「おう、どした?」

『私も隣で見てていい?』

zm「そんな隣で見られたら緊張しますやーんやめてー」

そういいながら、自分のしていたヘッドホンを外し、二股の分配ケーブルに変えてくれる。

一度部屋に戻って自分のイヤホンを持ってきた。

イヤホンを耳につけようとしたとき、つけなくても聞こえてしまうほどの大きい声が耳に刺さってきた。

「え!?今の声誰!?まさかゾムお前女連れてるんか…」「あらあら今日はお楽しみですね～」といった声が聞こえてくる。

少し躊躇いながら、一度落ち着いたことを確認してイヤホンを耳にする。

隣にいる兄さんは、

zm「いや、さっき妹っていったやん…それに、今みんなの声聞いとるからな」
　と話す。

??「え!?!聞いとんの!??!?もしかしてさっきの発言聞かれてた!?!あちゃー…やってしもたわー……」
??「あっゾムくんの妹さんに僕の存在がバレてしまったようで…妹ちゃんごめんなさい」
??「お前馴れ馴れしくちゃん付けすんなや、女好きなのバレるで」
??「今のシッマの発言のせいでバレたわもー」
と高い声の人といい声の人が会話を続けた。

戸惑いながらも兄さんの方を見ると、「このｷｬﾝｷｬﾝしてるほうがシッマって言うねん。コネシマな。もう一人が鬱先生。俺は大先生って呼んでるけど」と説明してくれた。

あはは…と苦笑いをしながらゲーム画面に目を戻すと、

kn「おっ笑ってもらえたで大先生、やったなあ！」
ut「我が生涯に一片の悔い無し」
とまた楽しそうに会話をする。

zm「Aも喋ってみ」
と促してくれたので、

『こんばんは、コネシマさん。鬱先生。Aって言います』

と軽く自己紹介をした。

kn「おー!Aっていうんか!いい名前だなぁ!よろしくな!!」
ut「よろしくね～Aちゃん」
kn「おい!お前だけちゃん付けずるいぞ!!Aちゃん、俺にはタメ口ええからな!こいつのことはクズってよんでやって」
ut「いやもう僕のことを呼んでくれるだけで幸せやわ」

zm「おーおー、一旦ゲームやめっか～」

と兄さんはマウスから手を離した。