合作実況者曲パロ小説 (ページ7)

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第一話ページ7

あれはーー3/1のことだ。突然、俺に手紙が届いた。
簡潔に、

戦争をしよう。共に争おう。4/1日、お前を迎えに来る。

とだけ書かれていた。
戦う場所や相手の記載もなく、そのときはあまり気にしてはいなかった。
手紙が届いた1週間後には、もうその存在さえも忘れていた。

だから、俺の家の前に車が来たときは驚いた。
黒塗りの、いかにも高級そうな車。

「お迎えに参りました」

そうお辞儀され、初めて思い出した。手紙をもらっていたことに。

gr「貴方が手紙を?」

そう聞いたが、男は黙って俺を車へ誘導し、自身も車にのり運転するだけだった。
なにを聞いてもこたえない。
そう、まるで機械の様だ。
プログラムを実行するだけの機械。
俺もそのことに気付き、車の中を沈黙が支配した。

気付けば、俺は人が大量に集まっているところにいた。
どうやら、草原のようだ。

「到着いたしました。では私はここで失礼させていただきます。この後、あのお方からの指示がありますので、此処で待機しておいて下さい。」

男は集団を指差してそう言い、またお辞儀してどこかへ行ってしまった。
車に乗っていったから、恐らく他の招待客でも呼びにいったのだろう。
それよりも、あの方とは誰のことだろうか。
そんな考えを巡らせていると、突然頭上で声がした。
見上げると、気球に乗った、如何にも私は王ですと言っているような服装をしている人物が喋っていた。

「今からお前らにはこの場所で争ってもらう。
ルールは特に無し。自由にしろ。
ただし、順番は守ること。それだけだ。
では、さっそくグループに分かれてもらうとしよう。」

なんだか偉そうな言葉遣いにムカついたが、今はグループに分かれる時間だったな。
具体的になにをするのだろうと思っていたが、それはすぐに分かった。
あの王が上から適当に6等分している。
...本当に大雑把だな。