二十三個ずつ 合宿 夢（過去編） ページ25
そんな時、
姉さんに、好きな人ができた。
学年で一番モテる人だ。春崎 立夢(はるさき たつむ)
媚を売りまくった。
効果はなかった。
が、
ある日
私の靴箱に一通の手紙が入っていた。
［Aさんへ、
明日の昼休み体育館裏に来てください。
話したいことがあります。
__________春崎 立夢より］
この手紙が悪夢の始まりだったのかもしれない。
友達がいなくなっていた私は
何の事だかわからずに相談できる相手がいなかった。
だから、
姉さんに相談してみた。
何て、馬鹿な決断だったのだろうか。
-家-
A 「姉さん、相談があるんだけど…」
愛子 「なぁに〜」
私達は別に仲が悪いわけでは無かった。
姉さんも自分以外がチヤホヤされるのが嫌いなだけで
家では普通に話す。
手紙を見せた。
普通に考えて
恋文だ。
愛子 「A…てんめぇ！
愛子の好きな人と付き合うつもり！？
最っ低！！どういう神経してんの？？！！」
A 「え？なんの話？」
愛子 「まだとぼけるつもりかよ！
お前は、痛いめ見ねぇとわかんねぇみたいだな！
覚悟しとけよ！
あと、明日行ったら殺すからな」
私は怖くなった。
手紙を書いた。
［春崎さんへ
スミマセン！！昼休みは予定があり
行けません。本ッ当にスニマセン
Aより］
誤字がある事も気づかないぐらいに急いで書いた。
次の日から
皆の視線が冷たかった。
学年で一番人気があるだけは本当だな。
敵意識されていた。
私は怖くなった。
ある日授業をサボって屋上にいた。
？？ 「お前、誰だ？」
A 「え…えと…」
この時の私は人間不信になっていた。
でも、
岩泉 「俺は、三年の岩泉一
ゆっくりでいいから話してみ」
久しぶりに優しくされた。
家でも学校でも優しくされなかったのに…
涙が出た。
岩泉 「あーぁ！俺なんかしちまったか！？」
この人にならなんでも話せる。
今までのことを全部話した。
何も言わずに抱きしめてくれた。
岩泉 「分かった！
この一年は俺が守る！
あとの二年は俺は卒業しちまってる。
でも、今年は安心しろ！」
また
涙が出た。
でも、強くなれた。
二年になったら。
『高嶺の華』なんて呼ばれた。
だから、恨んでもいけないと。
皆が言っていた。
何もしないで…
二年間は過ぎた。
姉は楽しんで三年を過ごした。
羨ましい。
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした！
ラッキー第三体育館組
月島蛍
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彩にゃん(プロフ) - あの、「十四個ずつ」のところなんですが「カッターチャー」ではなく、「カッターキャー」ですよ！上から目線ですみません！ (2015年10月26日 20時) (
レス) id: 5e46e2747c (このIDを非表示/違反報告)
(名前)(プロフ) - この小説？面白いです！読んでいる時ニヤニヤしてるので改めて自分性格悪いと思いました笑 (2015年8月17日 3時) (レス) id: 859880778e (このIDを非表示/違反報告)
ハリネズミ - ワクワク！ (2015年8月12日 11時) (レス) id: 8444af4978 (このIDを非表示/違反報告)
俺ちゃん(女) - 続き気になって仕方ないデス！更新頑張ってください(￣^￣)ゞ (2015年8月11日 11時) (レス) id: 8444af4978 (このIDを非表示/違反報告)
俺ちゃん(女) - おもろいッヘイ！更新頑張ってください〜！ (2015年8月10日 9時) (レス) id: 8444af4978 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：月弓尊 | 作成日時：2015年8月6日 1時
