story 36 ページ38
そして、私達は非常口から出て外階段を使って登っていく。見た限り、フロアは3つかな…?
そして多分、月詠イクトがいるのは最上階。
やや「あれ?りまたんは…」
遅れて走ってくるりまちゃんの姿。
りま「…か…階段キライ…」
クスクス「りまスタートダッシュは早かったのにーっ」
なぎひこ「大丈夫?クイーン」
『大丈夫?りまちゃん』
・・・。
なぎひこ、A「『あ』」
2人でりまちゃんに手を差し伸べる。
すると、ムスッとした顔のりまちゃんが
りま「嘘つき」
なぎひこ「えっ」ぎくっ
りま「…の手は借りない」
そう言って、私の手を取る。
なぎひこ「なっ…なんっ」
『…どうして、なぎひこが嘘つきなの?』
りま「…聞いちゃったんだから。
さっき、のぶ子先生と話してたの」
どうやら、なぎひこがなでしこである事を話してた時に聞いてたらしい。
りま「あなた…もしかして前クイーンの…」
なぎひこ「……やれやれ。参っちゃったな」
スッ
りま「あっ…」
なぎひこ「もう少しだけ皆には内緒にしてて?」
そう言って、二つのたまごを手に持ちウィンクするなぎひこ。
『あーあ、バレちゃったね?』
なぎひこ「まぁ、仕方ないよ」
『…それより、急ぐよ』
りま、なぎひこ「「うん!」」
そして、走り出すーーー
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ども - あのー、一卵性って同性しか生まれてませんよ(間違ってたらごめんなさい) (2021年11月19日 18時) (レス) @page1 id: 6bb1bb04aa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:瑠乃 | 作成日時:2015年9月29日 21時