だるまいずごっどとの日常 (ページ32)

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はぐページ32

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「だるちゃん、ハグは30秒すると3割のストレスを解消できるそうです」

「え？」

「だからぎゅーしましょう。」

そう彼女がした唐突な提案に困惑していると彼女は少しむくれながら

「………しない？」

と聞いてきた。

「や、もちろんするけど。ここおいで。」

だから自分の膝をぽんぽん叩きながら腕を広げて彼女を招く。

「だるちゃん！！」

「お～元気いっぱいやなぁ………かわええ」

すると勢いよく飛び込んできたAに驚きつつもさらさらと髪を撫でる。

「ん～ふふ、だるちゃんいい匂いするね」

「ほんまぁ？同じジャンプー使ってるしそんな変わらんと思うけどなぁ」

「んーん、だるちゃんの匂いするよ。Aその匂いが1番好き」

「そ～？まぁ俺もAの匂いいっちゃんすきやけどね。」

なんてゆるゆるな会話を楽しんでいたらいつの間にか30秒経ったらしくてパッと離れるA。

「ありがと、だるちゃん。なんかストレスなくなったきがする」

「そっか、………んで何やったん？今日は。
A普段そういうのみても結構流してるし急に言うとか、なんかあったん？」

と、少し気になってたことを聞いてみる。

「………特に何も無いけどぉ？」

なんて誤魔化すのが下手な彼女は変な顔をしながら言い張って。

「あ～もしかしてただ甘えたかっただけ、やったりして？」

そんな分かりやすい彼女に自分の口角が段々と上がっていくのを感じて。

「そうだって言ったらどうするの、」

「可愛ええなって思うよ？」

そう言って、俺は彼女の口にひとつキスを落とした。