浮気？ ページ4
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今日は友達と遊ぶ予定だったから普段はしないくらいにオシャレして、ウキウキで外に出た。
友達とお茶するのも服を見るのも楽しかったけど用事があるらしくて結構早くにはお別れして。
まだ買い物したりないしな〜なんて思いながら街を眺めてたら遠くの方にだるちゃんの姿。
同棲してるしいつも会ってるけど外で見るだるちゃんはいつもと違ったかっこよさがあって。嬉しくなってなにしにきたんだろう？なんて思いながらも近づこうとして。でもそれは叶わなかった。
だるちゃんのすぐ横に女の人がいたから。
ピンクのふわふわな髪にひらり、としたスカート。何を話しているかは聞こえないけど、なんだか親しそう。とても可愛い女の人だし勝ち目ないかも、そんな風に弱気になる。
それ以上ここに居るのが耐えられなくて、見つからないうちに去ろうと思ってたのにだるちゃんは私の事を見つけてきて。
「Aやん！あれ？今日友達と遊ぶって言ってへんかった？」
「あ、だるちゃん……。遊んでたんだけど用事あるらしくて帰っちゃった。だるちゃんこそ外出るの珍しいね。かわいい女の子連れちゃって、デートでもしてるの？」
自分で聞いておきながらどうか否定して、なんてめんどくさい事も思って。だけど正解は私の思ってたどれとも違ってて。
「こいつとデート？ないない、」
「ほんまだるまとかまじでやめて欲しいんやけど」
かわいい女の子から発せられる低い声。見た目とのギャップに驚くけどなによりそれには聞き覚えがあった。
「なるっちゃん？」
「ん、あれ？A気づいてやんかったん？」
「まぁAと会うん初めてやしな、」
その声の主がなるっちゃんことnqrseだとわかった瞬間自分の勘違いに気づいて羞恥心で顔が赤くなる。穴があったら入りたい
「ぁ、うそ……。」
「いやガチやってww……？なんでAそんな顔赤いん？」
「あれやろ、俺の可愛さに照れてる」
「そ、じゃなくて……だるちゃんに浮気されたかもとか勘違いしてたから恥ずかし………」
「…………俺が浮気ぃ？」
「だってかわいい女の子と歩いてるし仲良さそうだしだるちゃんの妹の話なんて聞いたことないし………」
「え、まじ？ごめんやんA………」
「別に勘違いだったしもういいよ、」
でもおうち帰ったらいっぱい甘やかしてね？なんてすこしはにかんだ。
巻き込まれたなるっちゃんは変な顔してたけど
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作者名：翡翠 | 作成日時：2021年11月26日 1時
