だるまいずごっどとの日常 (ページ18)

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朝ページ18

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用事がなくて朝がゆっくりな日。ヒラヒラ揺れるカーテンから外の光が差し込んでいてそれを眺めながらまたウトウトし始める。二度寝しちゃおっかななんて考えてたら目の前の彼が目に入る。

昨日遅かったからか私がモゾモゾしてても一切起きない彼はまだ夢の中。すやすや、すぴすぴなんて音が聞こえてきそうなほど無邪気でかわいい顔。

その可愛い顔に触れてみたくて手を伸ばす。
そして彼の頬に触れて。ふにふに、なんて少しつまむ。
彼は少し顔を顰めたけど起きる気配はなくて。それなら、なんてまだ眠気が残っている中自分のスマホを取るために反対側へ手を伸ばす。

「かわい、」

カシャリ、と1つ音を立ててスマホに残る彼の寝顔。ほんとに可愛い顔。と眺めてから少し悩んでスマホのロック画面に設定する。………うん、

満足して寝ようと思ってスマホを置こうと動けばパシ、と掴まれる腕。

「ぁぇ、、」

「なぁにしとるん、」

寝起きだからか開ききっていない目で見つめながら呂律の回っていない口で聞いてくるのはだるちゃんだった。

「もぉ、かわええなぁ………
まだはやいしもうちょっとねよ、」

「わっ、ちょ」

ぐいっと引っ張られて閉じ込められたのはだるちゃんの腕の中。もう離さないと言わんばかりに抱きしめられたと思えばだるちゃんの寝息が聞こえてきて。

幸せだ。そう思いながらだるちゃんの体温を感じているとやがてやってきた眠気に身を委ねるのだった。