だるまいずごっどとの日常 (ページ14)

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勘違いページ14

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「………あのさ、A。
何この跡？浮気でもしとる？」

とある日。だるちゃんも私も予定がなくてダラダラしてたお昼の話。珍しく真剣な顔をしながらするりと私の首を指でなぞった。

「ひゃ、……浮気？」

「おれ、こんなとこに跡つけてやんもん。」

きっと私からは見えないけどそこが赤くなってるんだろう。
そう思いながらどうやってだるちゃん言おうか考える。多分虫刺されか引っ掻いたあとかと想うけどそれで納得してくれるかなぁ？

でもそれはだるちゃんにとってあんまり好ましくなかつたみたいで。

「なに、だんまり？ガチの浮気ってこと？」

と、普段絶対に人に使わないような怒気を孕んだ声で聞いてくると

「絶対そんなん許さへん」

なんて言って激しいキスをしてきて。

「んっ、んん………はっ、やら…………だる、ちゃ………」

いきなりのキスに頭が真っ白で何も考えられないくらい気持ちよくなる。そんな私の頭の中はおそらくだるちゃんのことしかなくてさっき話していたことも何もかもがどうでもよくなった。

「は、、は…………だるちゃ、、すき」

キスがやめば私の腰はくたぁ、と呆気なく崩れ去る。

「ちぅ、はっ、、かわええな。もう俺じゃないと満足できやんねんから離れようとか考えるんちゃうで？」

ばか、誤解だし、そんな言葉を飲み込んで私はだるちゃんに抱きついた。