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「‥‥‥」
チクタク、チクタク
時計の音が、やけに耳に響く。
いつも寝ている俺のベッドで、Aが寝ている。
結局、ホテルを探すにも時間が遅く
やけに疲れてしまったこともあって
仕方なく
仕方なく
仕方なく、この家に連れてきた。
.
相変わらず、起きる気配はない。
「ハァ‥、とりあえずシャワー浴びよ」
そう思って
ポケットに入った荷物を机に出していると、
.
『んん‥‥、‥はやと、』
.
って、
Aが、俺の名前を呼んだ。
「っ、‥‥」
透明感のある白い頬に、優しく触れる。
ドキドキ、ドキドキ
自分の胸が騒いでるのが聴こえる。
「無防備に寝てんじゃねーよ、馬鹿」
30センチ、
10センチ、
5センチ、
眠るAに
そっと触れるだけのキスをした。
.
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智子(プロフ) - とてもいいお話でした！！続きが気になる終わり方で、続きを読みたくなりました。 (2020年10月6日 11時) (
レス) id: 1620f9dfdb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：理彩 | 作成日時：2018年11月30日 20時
