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『私までご馳走になっちゃって、ありがとうございます』
タクシーが拾える大通りまで4人で歩く。
なんか、変な感じや
亀「ぜんぜん、勇人が失礼なこと言っちゃったから」
「俺をだしにとって好感度あげるのやめてください、」
張れたか、なんて亀さんは笑った。
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慎「石川慎吾って言います、25歳です」
亀「亀井善行、年齢はたぶん君の10個くらい上かな？」
なんて、二人が自己紹介するから俺までする流れ
「坂本勇人。29歳」
俺らの名前聞いても、ほんまにピンと来んみたいやから野球には詳しくないんやろな。
一応、(自分で言ってまうけど)巨人の一流選手なんやけど。
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『桜庭Aです。26歳です』
何の違和感も持たずに自己紹介をした彼女は、天然とかそんな可愛いもんじゃなくてきっとただのバカ。
亀「健汰くんとは幼馴染なんだって？」
『はい。高校の、』
慎「何処の高校なんですか？」
『広島です。上京してきたので』
「「へえー」」
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亀「Aちゃんは、仕事何してるん？」
『女性向けファッション紙の【Rainbow】で、エディターしてます』
慎「忙しそう」
『出版前はいつも追われてます』
話をしながら、ネオンで煌めく大通りまで出てきた。
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亀「Aちゃん家どっち？」
『駅方面です』
亀「だったら勇人と一緒か、」
今まで会話に加わっていなかった俺に、亀さんが視線を向けた。
亀「よろしくな、勇人」
「は？」
亀「Aちゃん一人で帰すわけにいかんやろ」
『ぇっ、あの亀井さん大丈夫ですよ、』
そう言ったころには、既に慎吾がタクシーを2台止めていた。
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亀「気にせんで。こいつ口悪いけど、悪いやつじゃないから」
そう言った亀さんは、慎吾とタクシーに乗って行ってしまった。
勇「はぁ、」
『‥あの、本当に大丈夫です。電車で帰るので』
遠慮がちに片足を引いた彼女
勇「良いから、乗り。送らんくて何かあったら俺が怒られる」
『何かって、』
なにもないですよ、って否定するけどな
男なんて可愛い女がおるだけで、いろいろ妄想できんねん。
勇「顔だけは良いんやから、」
俺がそう言うと顔を歪めた。
(ミスコングランプリのくせに、)
「お客さーん、乗らないんですか？」
外でウジウジしとるもんやから、運転手が助手席の窓を開けて声を張った。
「すいません、乗ります」
このままじゃ乗りそうにない彼女の手を引いて、タクシーに乗り込んだ。
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理彩(プロフ) - ゆゆ。さん» ありがとうございます。どハマりしちゃってください！笑頑張ります！ (2018年8月2日 20時) (
レス) id: 7805605240 (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆ。(プロフ) - この作品大好きです！もうどハマりしちゃってます♪更新頑張ってください！ (2018年8月2日 13時) (レス) id: 3e6ff657de (このIDを非表示/違反報告)
千南 - 理彩さん» これからも応援してます! (2018年7月21日 23時) (レス) id: 44f061dcc9 (このIDを非表示/違反報告)
理彩(プロフ) - Satomigさん» ありがとうございます！そう言っていただけて嬉しいです。長編になると思います笑 (2018年7月21日 9時) (レス) id: 7805605240 (このIDを非表示/違反報告)
Satomig - こんばんは！ 更新されるのが楽しみで仕方ないです！笑 話が現実味があって読んでいてとっても楽しいです！ 長編希望です！ (2018年7月21日 0時) (レス) id: c98854b979 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：理彩 | 作成日時：2018年7月16日 18時
