通常運転 ページ9
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外角低め
右中間に飛んだ。
2点タイムリー
勝負師が、2塁で拳をあげた。
誠「よっしゃー!!」
同世代の活躍には、やっぱり特別な思いがあって。
私も誠也と同じように、龍馬に拳を突き返す。
誠「やっぱ天才だアイツ」
龍馬はチームメイトから、天才と呼ばれている。
冗談だと言う思いもあれば、本気で言ってる部分もある。
彼は、チャンスに強い。
打ってほしいところで出てくれて、勝負を決めてくれる。
私は彼には敵わない。
誠「‥悔しい?」
『悔しいよ。‥‥でも、嬉しいし頼もしい。私にはきっと、』
“できないことだから”
試合はあれが決勝打となり、勝利をおさめた。
ただ、時ばかりが過ぎていく。
私自身は、なんにも変わらないのに。
それは、何にも表現できない空しさだった。
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理彩(プロフ) - 花蓮@carploveさん» ありがとうございます。伝わってよかったです(*^^*) (2018年7月14日 21時) (レス) id: 7805605240 (このIDを非表示/違反報告)
花蓮@carplove(プロフ) - 連載お疲れ様でした!夢主ちゃんのやりきれない焦燥感や焦りの描写がすごくて…ついつい感情移入して泣きそうになることも度々ありました…新作も楽しみにしてます! (2018年7月14日 20時) (レス) id: 9ae88586f0 (このIDを非表示/違反報告)
ファンタオレンジ(プロフ) - 途中で、ピースサインの歌詞入ってて、びっくりしました!!笑笑 (2018年6月29日 17時) (レス) id: 50dccbc662 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:理彩 | 作成日時:2018年6月24日 17時