年越し2 ページ8
「やった〜!ねね、何する何する?」
「トランプはどうだ?」
「おっ、いいな!やろうぜ!」
「おっけ〜☆ 持ってくる!ウッキ〜が!」
「僕が持ってくるの!?」
どこにあるの?なんてキョロキョロする
こっち〜!と指を指す明星先輩
自分で取りに行けと言われ
明星先輩がしょうがないなぁと取りに行く
それが面白くて笑っていると膝に足が当たった
誰の足だろうと思って見ると衣更先輩だった
目が合うと少しニッと笑った
なぜ笑われたのかわからず小首を傾げると
器用にスカートを足でコタツの中で捲られた
「ひゃっ!?」
「どうしたんだA?」
「いや!何もないです!あはは〜…」
衣更先輩をキッと睨むとクスクスと笑っていた
「何笑ってるんですか、衣更先輩」
「えっ、いやぁ…あはは、何も〜…」
スバル〜トランプまだか〜?と話題を逸らされる
トランプを見つけた明星先輩が
いそいそとコタツへ戻ってきた
「う〜!さぶい!何する〜?A決めて〜」
「わ、私ですか…うーん…ババ抜き、とか?」
「おっいいね☆ ババ抜きしよう!」
こうして私達のババ抜きは始まった
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作者名:琴音 | 作成日時:2019年12月14日 19時