検索窓
今日:2 hit、昨日:1 hit、合計:21,879 hit

年越し2 ページ8

「やった〜!ねね、何する何する?」

「トランプはどうだ?」

「おっ、いいな!やろうぜ!」

「おっけ〜☆ 持ってくる!ウッキ〜が!」

「僕が持ってくるの!?」


どこにあるの?なんてキョロキョロする
こっち〜!と指を指す明星先輩

自分で取りに行けと言われ
明星先輩がしょうがないなぁと取りに行く

それが面白くて笑っていると膝に足が当たった
誰の足だろうと思って見ると衣更先輩だった

目が合うと少しニッと笑った
なぜ笑われたのかわからず小首を傾げると

器用にスカートを足でコタツの中で捲られた


「ひゃっ!?」

「どうしたんだA?」

「いや!何もないです!あはは〜…」


衣更先輩をキッと睨むとクスクスと笑っていた


「何笑ってるんですか、衣更先輩」

「えっ、いやぁ…あはは、何も〜…」


スバル〜トランプまだか〜?と話題を逸らされる

トランプを見つけた明星先輩が
いそいそとコタツへ戻ってきた


「う〜!さぶい!何する〜?A決めて〜」

「わ、私ですか…うーん…ババ抜き、とか?」

「おっいいね☆ ババ抜きしよう!」


こうして私達のババ抜きは始まった

年越し3→←年越し1



目次へ作品を作る
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (47 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
194人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:琴音 | 作成日時:2019年12月14日 19時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。